そうだったのか!Netflixの『デアデビル』はオリジナルな宇宙観への入り口に過ぎない!?

 

デアデビルって何者なんだ?!

「アメリカ大陸でもっとも危険な地域」と言われるニューヨークのヘルズ・キッチンで悪に立ち向かう盲目のクライム・ファイター、『デアデビル(Daredevil)』。名前の通り、悪魔(devil)にも立ち向かっていく(dare)「命知らずの」「向こう見ずな」ヤツです。

昼間はマット・マードックという敏腕弁護士として正義のために戦い、夜になると法の番人たる誓いを破り、クライム・ファイターとして悪と戦います。盲目と引き換えに得た“ギフト”と呼ばれる超感覚を駆使し、彼は眼以外で物を見るのです。これらの秘密は、エピソードを重ねるうちに、徐々に明らかにされていきます。

Daredevil netflix

善を守るためには法も時として破るデアデビルのダークなキャラクター。ダークで思い出すのは、もちろんバットマンでしょう。しかし、バットマンと違うのは、デアデビルはマンガちっくなツールも超人的フィジカルを持ちません。われわれと同じフィジカルという人間臭い土台に立つから、より親近感があるのです。

Marvel Daredevil

アメコミにもセ・パ両リーグあるのか?!

それに、バットマンはそもそもマーヴェルが作った「リーグ」には属していません。アメコミにはセとパのような2大リーグがあり、スーパーマンとかバットマンを生み出したDCコミックスと、スパイダーマンやアヴェンジャーズのようなマーヴェル・コミックスとはリーグが違うのです。言ってみれば、デ・リーグとマ・リーグで、『デアデビル』は後者に属しています。

Marvel vs DC comics
画像元:ComicVine

そこで、しばし後者のマーヴェルについてひもとくことにしますと、そもそも有名なアヴェンジャーズのアヴェンジは、日本語にもなっているリベンジとほぼ同じで、「復讐するやつら」ということですが、何への復讐なのでしょうか?

アヴェンジャーズはDCコミックスで人気が高かったスーパーマンやバットマンが参加するジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ に対抗してできたヒーロー・チームで、市民に危害を加えるやつらへの「復讐」という意味がこめられているのです。

このチームは、その後、スパイダーマン、X-MENのウルヴァリンとメンバーが増え、総勢100名以上のメンバーがいるともされ、現在も増殖を続けています。

デアデビルもマーヴェル・コミックの同一の世界観、宇宙観の中におり、Netflixとマーヴェルは『ジェシカ・ジョーンズ』、『アイアン・フィスト』、『ルーク・ケイジ』といったそれぞれ別のマーヴェル・ヒーローが活躍するシリーズも製作中とか。

デアデビルは新たなオリジナルシリーズへの入口に過ぎない!?

Daredevil

Netflixでしか見られないこういうシリーズへの入り口となるのが、『デアデビル』というわけです。

予定調和を感じてしかたがない日本やアメリカのTVドラマ、またハリウッドの映画。これには放送法やPGという縛りがあるからで、ケーブルTVがユニークなのは、そういう縛りから解放されているからです。

また、Netflix では番組制作にあたってスポンサーからの出資を得てないため、テレビドラマでは何かと出てくるスポンサーの意向への配慮といった制約がまったくなく、クリエイターの意向が100%取り入れられています。

だから、Netflix のオリジナルドラマは面白いと評判なんですね。実際、「デアデビル」も従来のドラマとはまったく違った展開で、次を見ないと気が済まなくってついつい一気見してしまうこと請け合いです。

こういった背景で、Netflixの登場以来、アメリカではコード・カッティングと言って、コードを切ってそのケーブルTVを解約して Netflix に移行する人が増えているそうです。

あなたも『デアデビル』に激ハマりして、コードを切ることになるかもしれませんよ。少なくとも既成の倫理コードを!

そして、これは新たな宇宙観の入口に過ぎないのかもしれません・・・。