【エロ注意】「全裸監督」で村西とおるの凄さを知れ!レジェンドAV監督を演じるのは山田孝之!

NETFLIX(ネットフリックス)でオリジナル作品として公開されたドラマ「全裸監督」が現在大ヒットしています!

この作品は実在するAV監督「村西とおる」を主人公に据えた地上波ではあり得ないエキセントリックな内容となっており、間違っても子供と一緒にはみれません(笑)

そこで今回は全裸監督のあらすじやみどころ、そもそも村西とおるとはどんな人物なのかをネタバレ少なめにレビューしていきます!

全裸監督は、ただエロいだけじゃない

全裸監督はAV業界を題材にした作品ですが、AV女優の活躍がメインのドラマではありません。

アダルトビデオというジャンルがどうやって出来たか、法律や警察との対立はどうだったのか、裏社会とのつながりはどうだったのかなどを描いています。

なので「AV業界ってこんなにエロいんだよ!」というピンク要素を目当てに見ると肩透かしを食らうかもしれません。

(ただし、ガチガチのドキュメンタリー系でもなく、エロを商売にしたい男が必死になってもがいていくぶっ飛びエンターテイメント感もあります。)

たとえば本作に登場するAV女優の南みくは、逮捕され、親バレし、人生のどん底を味わってAVを引退していきます。

その南みくを演じているのは、恵比寿★マスカッツのメンバーにもなっていたベテランAV女優の風格すらある川上奈々美

本物のAV女優が、AV作品によって人生が崩壊する役を演じているので、リアリティもさることながら、切なさはMAX。AVファンであるほど、心が痛くなるかもしれません。。

全裸監督を見る前に「村西とおる」を知っておこう!

本作の主人公でもある村西とおるは、1980年代後半から1990年代前半までに大活躍した実在するAV監督で、現在でも芸能活動を中心にメディアに登場することもあります。

彼の売りは大きく分けると2つで、一つは彼自信の個性。

監督自身が男優やカメラマンを兼ねる、いわゆるハメ撮りの元祖とも言うべき存在である上に、「ナイスですね~」「ゴージャスでございます」など、独特な決め文句をこれでもかというほど、前面にだした作品が殆どです。

次に、変態的なプレイをいくつも開発したり、過剰に表現することに長けていました。

声を大にしては言えませんが、彼の偉業を知ったら、「あんなプレイやこんなプレイも村西とおるが生み出したんだ!」と驚くかと思います(笑)

一方で、過激な作品は社会のモラルに触れてしまうことも多く、当時は連日「逮捕された」「保釈された」などの報道も多かったように思います。

本作はそんな村西とおるの人生を描いた書籍「全裸監督 村西とおる伝」が原作となっていますが、個人的には本のキャッチフレーズ「人生、死んでしまいたいときには下を見ろ!俺がいる。」が今も頭から離れません。

村西とおるは逮捕歴や借金の額も膨大な人物で、借金のせいで死を覚悟したこと(闇金融に手を出し、殺されそうになった)もあるそうです。

書店で陳列された「全裸監督」を観た時に、どんな苦境でも倒れない村西とおるの溢れ出るタフネスを感じました。。

村西とおるの生き様がバカバカしくも格好いい

主人公である村西とおるは、自信の情熱のままにAV業界を牽引し、傷つく人、敵対する人、利権を欲しがって近寄ってくる人の気持ちを受け止めて、それでも「アダルトビデオを撮りたい!」という熱をもとに突っ走ります。

これが政治やNPOの話であれば、「立派だ!」「すごい男だ!」と関心するだけで済む(?)のですが、題材がAVだけに、どこかバカバカしくも感じます。

特に物語の序盤でアダルト業界に出会った村西が、「人間の性欲(エロ)を売りたいんだ!」と決意するシーンは、「こいつ頭大丈夫か?」と思うかも。

しかし殆どの日本男児は若者から初老の中年にいたるまで、AV業界にはお世話になっているはず。

物語が進み、心のどこかで「村西とおるを馬鹿にできるのか?」「村西とおるのおかげで俺のAVライフはあるんだな・・・。」と思い始めたあたりで、村西とおるがかっこよく見えてくるから不思議です。

『全裸監督』予告編 2 – Netflix

村西とおるがいなければAV業界はなかったとまでは言いませんが、彼が居なければマニアックなタイプのAV作品はこの世になかったかもしれません。

ヒロインは伝説のAV女優、黒木 香

黒木香ときいてピンとくるのは、おそらく50~60代になるでしょう。

彼女は村西とおるを語る上で欠かせないAV女優の一人であり、デビュー作の「SMぽいの好き」で当時の男たちを熱狂させました。

(1990年代の飯島愛、2000年代の及川奈央ともいえる存在です。)

当時としては珍しい、女子大生AV女優であり、言葉遣いがお嬢様口調で博識なのに情事では卑猥、令嬢なのに脇毛を晒すなど、とにかくAV業界に与えた衝撃は計り知れません。

ちなみに黒木香は村西とおるとは愛人関係にあったそうで、現在は別れていてメディアからは距離をおいています。

2000年代には、引退後の自分を記事にしたり、出演していた作品の販売に関してプライバシーや肖像権の侵害として訴えているので、よく本作がドラマ化出来たなと不思議に思います。(了解がとれたのでしょうか?)

そんな黒木香を演じているのは、森田 望智。新進気鋭の若い女優さんで、あまり知名度が高いとは言えませんが、漫画原作のテレビドラマ「賭ケグルイ」などにも出演していたので、知っている人もいるかも。

本作では史実と同じく、脇毛を生やしての体当たり演技でインパクト大です!

村西とおるを山田孝之が演じる!

『全裸監督』予告編 – Netflix

「全裸監督」というドラマにおいて、キーとなるのは村西とおるを山田孝之が演じているということではないでしょうか。

超個性的な村西とおるを演じられるのはやはり、個性派の俳優でしかなく、山田孝之は役に潰されず、そして現実の村西とおるより二枚目な村西とおるを演じきっています!

「ナイスですね~!」を笑いに逃げず、体当たりで表現できているあたりは流石の一言。

ちなみに脇役には、満島真之介玉山鉄二が据えられており、村西チームは個性派イケメンぞろい。

村西を追い詰める警察官役にはリリー・フランキー、ヤクザ役には國村隼、AV企画会社の社長には石橋凌と中高年層の配役も超豪華。

制作費は地上波のテレビドラマと比べても、何ら遜色ないでしょう。

それからビデオ屋の店主としてピエール瀧が出演していることも見逃せません。

まとめ

ということで、「全裸監督」をまとめると・・・

  • 実在するAV作品監督、村西とおるの自伝的ドラマ
  • 村西とおる役は山田孝之
  • AV業界の混迷期における人間ドラマを描く

全裸監督は非常に評判がよく、既にシーズン2の制作が決定しています。村西とおるは1980年代のレジェンドですが、彼を知らない年代でもAV業界の混迷期を描く本作は、非常に面白い作品かとおもいます。

特に現在の村西とおるだけを知っていて、超ヤバいおじさんと思っている人にはオススメです(笑)

In 1980s Japan, one determined man turned every crushing setback into opportunity. His name was Toru Muranishi, and he revolutionized his industry.

本作品の原作はこちら。