どうも最近の映画って、「痛快なアクション」が少なくなっていませんか?
「主人公に戦うことへの葛藤を……」とか、「敵側にも泣かせるエピソードを差し込で……」とか。
そういったエモーショナルなアクション映画を好む人もいらっしゃるでしょう。
実際に面白い作品もありますからね。
でも、で~~~も、80年代から90年代にかけて隆盛を誇った、アーノルド・シュワルツェネッガーやシルヴェスター・スタローンが主人公の、あの痛快アクションが足りない!
そんなあなたに贈りたいのが、Netflix(ネットフリックス)で配信中の映画『ジョン・ウィック』です。
傑作映画『マトリックス』で主役を務め、誰もが認める世界的なスターとなったキアヌ・リーヴスが、時代に逆行する素敵な痛快ガンアクションで魅了します!
『ジョン・ウィック』ってどんな映画?
伝説の殺し屋ジョン・ウィック(キアヌ・リーヴス)は闇社会から足を洗い、妻が遺した愛車と愛犬とともに慎ましい生活を送っていた。
ところが、その平穏な暮らしがロシアン・マフィアによって突然奪われる。
怒りに心を支配された彼は、封印していた殺しのスキルを再びよみがえらせ、マフィアどもに復讐を誓う……
『マトリックス』でキアヌのスタントを勤めたチャド・スタエルスキがメガホンを撮り、熟練のアクション職人たちがふたたび集結。
銃撃と柔術を組み合わせた新銃術「ガンフー」による、スピーディーなアクションが見どころとなっています。
何よりもストーリーが単純明快。
「俺の大切なものを奪った奴ら、全員死刑に処す!」
これだけ!だから面白い!!
芸術的でありながら実践的、ガンフー
本作のアクションの肝となる、ガン&カンフーアクションの「ガンフー」。
キアヌの長い手足から繰り出される、まるで舞踏のようなグラップル(掴み)からのシュート(射撃)の一連の流れは、芸術的で実践的。
すべては練り上げられた型によるもので、スローモーションや目まぐるしいカットで重量感やスピード感を盛った昨今のアクションとは一線を画しています。
さらに、バックで流れるヘヴィーでダークでエロティックな音楽がアクションに華を添えます。
ストーリー?そんなモン関係ねえよ!
先ほど触れたように、ストーリーは至極明解。
「愛犬と愛車を奪ったやつ、全員ぶっ殺す」
それなのにこの作品に引き込まれるのは、アクションがストーリーを形作っているからなんです。
余計な人物描写やお涙頂戴はいらない。
「悪いやつはジョン・ウィックに撃たれて死ぬ」。
アクションは脚本以上に雄弁にストーリーを語るのです。
まとめ
本作の続編『ジョン・ウィック:チャプター2』が2017年の7月に公開されました。
『1』のアクションをさらに進化させ、よりフェティッシュな味わいがあります。
キアヌ・リーヴスが新たに築き上げる伝説、見逃せないですよ!
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