声優が超大御所!「ファンタスティックMr.FOX」は今までとは全く違うクレイアニメだった!?

Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中の「ファンタスティックMr.FOX(ミスター・フォックス)」は、2009年に公開されたストップ・モーションによるクレイアニメ映画です。

原作は『父さんギツネバンザイ』という児童文学なのですが、原作者は『チョコレート工場の秘密』でも世界的に知られるロアルド・ダール。

1971年に映画化された『夢のチョコレート工場』や、ジョニー・デップとフレディ・ハイモア主演で2005年に映画化された『チャーリーとチョコレート工場』の原作としても有名ですよね。

ストーリーも良し、クレイアニメとして新境地を開拓したとも言える映像も良し!

さらに、声優は超大御所ハリウッドスター!?

そんな本作の魅力をご紹介したいと思います。

 

「ファンタスティックMr.FOX」ってどんな映画?

主人公のMr.フォックスことフォクシーは、妻のフェリシティ、変わり者の息子アッシュとの3人家族で、Mr.フォックスは盗みをしながら生活していました。

妻の妊娠をきっかけに“盗み”から足を洗い、新聞記者として真っ当に働いていたのですが、“地下での暮らしから一変してもっと良い暮らしがしたい”という欲求にかられ、丘の上に立つ立派な家に引っ越します。

しかしそこには悪だくみをする人間たちがいて、あることをきっかけに対立することになってしまい、そんな泥棒狐フォックスたちがファンタスティックに繰り広げる物語です。

進化したクレイアニメ!?

有名なクレイアニメ作品といったら、ニック・パークの『ウォレスとグルミット』『チキンラン』『ひつじのショーン』、ティム・バートン監督作『ティム・バートンのコープスブライト』などが代表作です。

しかし本作は、次々とヒット作が生み出されて進化していくCGアニメーションのように“クレイアニメもどんどん進化しているな”と感じた作品でした。

映像に関しても、街中や人間の住む家のリアルさ、人間のタッチはより細かく本物の人間らしく再現されており、主人公のキツネたちや仲間の動物たちも毛の一本一本まで丁寧に描かれているところも驚きました。

もともと『ウォレスとグルミット』に登場するキャラクターである、2015年に公開されたスピンオフクレイアニメ映画『ひつじのショーン バック・トゥ・ザ・ホーム』のショーンは、非常にシンプルな作りになっているのに対し、本作に登場するキツネや人間たちは、“シンプルさや可愛さではなく「リアルさ」を求めて描かれた作品とも言えます。

地道な手作業によって描かれるクレイアニメは、CGアニメーションと違って映し出される映像に限界があるのも事実ですが、そういった意味でも“クレイアニメの最先端をいった作品とも言えるのではないでしょうか。

とにかくストーリーが良い!

ファンタスティックに生きたい!と願うMr.フォックスについ釘付けになってしまいます!

人間社会に置き換えて、キツネが人間同様の生活を送っていることや、親子の絆、一致団結して人間に立ち向かう動物たち・・・
なぜかジブリ作品を見ているかのような温かさを感じてしまうところも魅力的でした!

実は超大御所ハリウッドスターたちが声優を担当!

本作の主人公、父さんギツネことMr.フォックスを演じるのは『オーシャンズ』シリーズのジョージ・クルーニー。

Mrs.フォックスを、『クレイマー、クレイマー』『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』などのオスカー女優メリル・ストリープ。

クライヴ・バシャーを、『ゴースト・バスターズ』でお馴染みのビル・マーレイ。

その他にも、『ナイトミュージアム』のオーウェン・ウィルソンなどと、吹き替え版で観てしまうのが勿体ないくらいの大御所がキャラクターたちに声を吹き込んでいるという事も魅力です。

どちらの音声でも視聴可能なNetflixですが、ぜひ字幕版でご視聴いただくことをオススメ致します!

アカデミー賞ノミネートをはじめ、数々の賞を受賞した観るべき価値のある一品です!