又吉・芥川賞作品「火花」がNetflixで独占配信!スピード決定に本気度が感じられる!?

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先日のソフトバンクでの発表から数日で正式発表!

いやぁ、驚きました!

何がって、吉本のお笑いコンビ「ピース」の又吉直樹の第153回芥川賞受賞作「火花」が、Netflix で独占配信されるということが発表されたんです!

わずか数日前の8月24日、ソフトバンクのイベントで品川庄司の品川祐が「火花」のドラマ化を提案していました。そして、その場でNetflix日本法人社長のグレッグ・ピーターズ氏はすかさず「いいね!」と反応していました!

後輩芸人のピース又吉直樹(35)の芥川賞受賞作「火花」のドラマ化もぶち上げた。「全力で又吉大先生に土下座して、ドラマ化させてもらう。吉本の先生枠は又吉に取られました」と笑った。すると、ネットフリックス社日本法人のグレッグ・ピーターズ社長は「品川監督、外で話しましょう」と日本語ですかさずオファーした。

引用元:
http://www.asahi.com/and_M/interest/entertainment/Cpettp01508250013.html

わずか4日後に Netflix が「火花」独占配信を正式発表

そして、8月28日に Netflix は「火花」をドラマ化することを発表しました。制作されたドラマは2016年に全世界に配信される予定です!

又吉とNetflixのコメントはそれぞれ次の通り。

原作者である又吉直樹さんは「どうなるのか僕も楽しみ。早く見てみたい」、Netflixの代表取締役社長であるグレッグ・ピーターズ氏は「日本にあるたくさんストーリーの中でも、以前から又吉直樹さんの『火花』をぜひNetflixで映像化したいと思っていた。日本、そして世界で配信できることを心よりうれしく思う」とそれぞれコメントしている。

引用元:
http://japan.cnet.com/entertainment/35069511/

なんか話がまとまりすぎてない?

しかしよく考えてみると、話がとんとん拍子にまとまり過ぎている気もします。

実際には、Netflix は虎視眈々と「火花」の映像化を狙っていて、吉本側と周到に準備していたのでしょう。そして、イベント時に品川祐が「火花」のドラマ化を提案していたのも、ある意味「ネタ」として仕組まれていたと考えるのが妥当だと思います。

というのも、6月の時点で早くも Netflix は吉本と提携を発表していました。これは日本での制作協力については初めての発表だったんです。

そのときには具体的な話が無かったのであまり注目していなかったのですが・・・。

Netflixは火花が芥川賞を受賞することを読んでいた!?

そして、7月16日に「火花」は第153回芥川賞を受賞することが発表され、「ピース」又吉は瞬く間に時の人になりました。

実は、これを一番喜んでいたのはNetflixのグレッグ・ピーターズ氏だったのでは無いでしょうか!?

もしそうだとすると、Netflix の先読み力が凄すぎます!(笑)

まぁ、実際には Netflix 側からオファーをすることは無いということなので、「たまたま」だったとは思うんですが・・・。

実際のところはどうなんでしょう? ネットフリックスさん!

心配なのは又吉直樹氏の今後・・・

芥川賞を受賞してから、ものすごく忙しい又吉直樹氏ですが、ちょっと心配なことがあります。

それは、お金にまつわる話で、所属する吉本興業とのトラブルが起きないか・・・ということです。

先日も「ピース又吉直樹への「火花」の印税 約半分は所属事務所に?」といった記事があり、今回の Netflix での配信に関してもトラブルの種になりかねないからです。

吉本興業とのトラブルといえば、人気漫才コンビB&Bの島田洋七著書の「佐賀のがばいばあちゃん」が売れたときにもありました。結局、島田洋七氏は吉本興業を辞めたという経緯があるので、今回の又吉直樹氏の場合もそのようなトラブルに発展しないことを祈るのみです。

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