ホラー映画では、今年公開した「イット/それが見えたら、終わり。」が、予告編公開から24時間で1億9700万回を超え、世界興行収入も異例の記録が塗り替えられるなど、しばらく“それ”の話題で持ちきりですね!
そこでホラー好きの方におすすめしたいのが、筆者も大好きなシチュエーション映画!
公衆電話が舞台の『フォーン・ブース』やエスカレーターが舞台の『デビル』など発想が素晴らしいものばかりですが、そんなおすすめの映画5作品をご紹介します!
おすすめの『シチュエーション・ホラー』映画5選!
『ソウ』シリーズ
シチュエーション・スリラー映画の中では最も有名で大成功した作品とも言える『ソウ』シリーズは、鬼才ジェームズ・ワン監督と脚本家リー・ワネルによる仲良しコンビが生んだ作品であり、“最も成功したホラー映画”にギネス認定されたことも有名ですよね!
「罪深い人間にチャンスが与えられ、様々な大きな代償を払ってまで“生”を手にすることができるのか。」というお話ですが、濃厚なサスペンスやミステリー要素も非常に魅力です!
1作目はほぼワン・シチュエーションで、ある一室に監禁された二人の男たちのドラマが展開し、2作目以降は継続性のあるストーリーと、レパートリー豊富なグロテスク描写が反響を呼びました。
Netflixは1作目から6作目までを配信中。
『 [リミット] 』
シチュエーション映画史上最恐!
ワン・シチュエーション映画と言われると筆者が『フォーン・ブース』の次に必ず連想してしまうのが、2010年に『デッド・プール』で有名なライアン・レイノルズが主演した、超究極のシチュエーション映画となる本作です。
邦題が “[]”で囲まれていることからもお解りいただけるかと思いますが、主人公の男が何者かに“棺(ひつぎ)”に閉じ込められてしまうというスリラー映画なのです!
全編を通してほぼ棺の中での撮影となっており、あらゆる手段を試みて脱出を図る様が実にリアルで斬新かつスリリングです!
『パラノーマル・アクティビティ』次ぐ衝撃の作品と言えるでしょう。
「スウィートホーム」
世界中を震撼させたドキュメンタリーホラー『REC/レック』のプロデューサーが仕掛けるスペイン発の新たなスリラー!
恋人の誕生日を祝うため、とある古アパートの空き家に忍び込み、タイトル通り“甘ーい夜”を過ごそうと思っていたカップルの二人が、実はその一室は連続殺人鬼の住処であったため、恐怖の一夜を体験することになる・・・というストーリーです。
『REC/レック』シリーズでは美人でカッコイイ主人公ヒロインが大活躍しましたが、本作でも殺人鬼に立ち向かう“勇敢な女性”が描かれいることが魅力です!
「ATM」
『デビル』『リミット』のように全編ほぼワン・シチュエーションで描かれるスリラー系ホラー映画です。
真夜中に何気なくお金を下ろそうと立ち寄ったガラス張りのATMが舞台となるのですが、そこが若者たちとって恐怖の空間となってしまうことに・・・
外には不気味に覗く怪しい男、彼の手には凶器。と一見シンプルに見えますが、緊迫感は凄まじいです!
「一体誰が、何のために犯行に及んだのか」ということも気になりますが、終始ハラハラさせてくれ、ラストのオチまで個人的に大満足の作品でした!
「サイレンス」
本作の舞台となるのは、誰もが感情移入しやすくリアル感を味わえる『家の中』でのシチュエーション・スリラーとなっております。
さらに面白いのは、主人公の女性にある大きなハンディキャップがあるということと、『音』がテーマになっていることです!
今まで感じたことのない斬新な恐怖や、そして「見方を変えるとここまで怖い作品になってしまうのか!」と視聴者を画面に釘付けにさせる作品です!
まとめ
「地下の一室」、「棺の中」、「殺人鬼の潜む古アパート」、「ATM」、「新たな生活を始めた新居」・・・のように、それぞれの空間での恐怖を最大限に描き切った作品と言えるでしょう!
こういったシチュエーション・ホラーの方が、リアル感やドキドキ感が増してハラハラさせてくれますよね!
シチュエーションものが好きな方や通常のホラーに飽きてしまったという方には、ぜひおすすめしたい映画です!
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