特撮ファン絶賛or激怒!?『地球防衛未亡人』はただのお色気映画じゃない!

夫を怪獣に殺された未亡人が地球防衛軍に入隊し、怪獣に復讐を誓う。

未亡人役に、壇蜜。

この設定を聞いて興味を惹かれた方は、ぜひNetflix(ネットフリックス)で絶賛配信中の『地球防衛未亡人』をチェックしてみてください。

今回は特撮ファン絶賛or激怒必至の、くだらなさすぎて、ちょいエロで、実は社会風刺でもあるこの映画の魅力を語っていきます。

世界に誇るどこに出しても恥ずかしい映画監督、河崎実

監督は「世界に誇るどこに出しても恥ずかしい」と言われる河崎実監督。

『日本以外全部沈没』『いかレスラー』『かにゴールキーパー』『ズラ刑事』など、タイトルだけで内容がわかってしまうような迷作?を次々発表し、バカ映画の巨匠として一部の熱狂的なファンを生み出しました。

そんな河崎実監督の最新作である『地球防衛未亡人』も、ほどよくユルくてバカバカしい映画がお好きな人には、猛烈にオススメしたい一本です。

主演は「エッチなお姉さん」壇蜜!

『地球防衛未亡人』のタイトル通り、主人公は未亡人の地球防衛軍の隊員で、演じるのは「エッチなお姉さん」で人気の壇蜜です。

彼女の魅力は何といっても、演技を超えた立ち振舞。

はっきりって、演技はつたなくて、少々不安ですらあるのです。

しかし、画面に映るだけで「色っぽいけど、どこか幸薄そう」な雰囲気が全開!

もちろんお色気シーンも満載で、「ダン隊員は怪獣を攻撃するとエクスタシーを感じてしまう」というムチャクチャな設定なんて、もう笑うしかありません!!

これは壇蜜ファンのみならず、男なら観るしかないでしょう(笑)

特撮ファンは激怒?それとも絶賛?

壇蜜が演じる地球防衛軍の隊員ということで役名が「ダン隊員」。

そうです!

主人公がウルトラセブンのモロボシ・ダンのパロディをやってる時点でどうかしてます(笑)

しかも!防衛軍の長官役にモロボシ・ダンを演じた森次晃嗣!

パロディかと思いきや、ガチキャスティングとはあなどれません。

キャスティング以外にも『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』のパロティがそこかしこに散りばめられているので、探しながら観るのも楽しいですよ!

実は社会風刺もふんだんに織り込んでいる

登場する怪獣が使用済み核燃料を食べる怪獣で、政府や電力会社は利益のために怪獣を野放しにするという設定にも注目です。

何年か前に、ニュースでよく見た光景じゃありませんか?

『地球防衛未亡人』には原発問題、尖閣諸島問題などの時事が織り込まれていて、これらの問題を痛烈に切っている作品でもあるのです。

ぜひこの点にも注目して鑑賞してみてください。

まとめ

『地球防衛未亡人』には、一本でセクシー、パロディ、社会風刺が楽しめる、3度美味しい作品になっています。

とはいえ、基本的にはゆるくてくだらない(褒め言葉)ので、お暇な時間にのんびり観ることをおすすめします!(笑)

『地球防衛未亡人』ティザー

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