映画で普段感じることのできないスリルを得たいという方には、やはりモンスター・パニック映画。
中でも、肉食動物による恐怖を描いた、現実味のある“アニマル・スリラー・パニック”がオススメです。
そこで今回ご紹介するのは、Netflix(ネットフリックス)で配信中の「サファリ」。
だいたいの想像はつきますよね(笑)
しかし、本作のスリル・・・半端じゃないのです!!
危険な場所に取り残される恐怖!
笑いが溢れ心躍るような楽しい場所も、ひとたび状況が変わってしまえば、そこは地獄と化します。
例えば、ショーン・アシュモア主演のスリラー映画『フローズン』では、スキー場のリフトの上に取り残されてしまった若者たちの恐怖を描いておりましたが、そんな楽しいはずの場所も見方を変えるとなんとも恐ろしい修羅場へと変わってしまいます。
「サファリ」は、”サバンナに取り残されてしまったツアー参加者たちの恐怖”を描いた作品なのですが、これがまた相当スリリングなパニック・スリラーになっているのです!
動物園に取り残されてしまったならまだしも、広大な大地に危険な肉食動物たちがうようよしている大地の無法地帯で、人間が立ち往生してしまう恐怖というのは想像しただけでもゾッとしてしまいます。
『フローズン』を観た後スキー場に行くの遠慮したくなってしまうのと同様に、本作を鑑賞した後も、「サファリツアーってこんなに恐ろしい場所でもあったのか」と、しみじみ考えさせられるほど猛獣たちの恐怖を極限まで引き出しておりました。
「サファリ」ってどんなストーリー?
メインとなるキャストは、壮大な自然が広がる南アフリカのサファリツアーへ参加するため、はるばるアメリカからやってきたツアー観光客の若い夫婦となっております。
現地のツアーガイドの案内によっていざツアーが始まり、始めは誰もが心を踊らせツアーを満喫しています。
しかし、お目当のライオンだけ見ることが出来なかった為、一行はガイドの助言で、“地図には載ってはいないけれど、ライオンが必ず現れる”という秘密の場所へ向かうことになるのです。
しかし、観光客たちが乗っていたトラックが突如として故障してしまい、広大なサバンナで取り残されてしまうことに・・・
そんな人間たちの恐怖を極限にまで描いた“アニマル・パニック・スリラーとなっております。
ドキュメンタリータッチでさらに恐怖とリアル感が倍増!
キャストたちがツアーの観光客に扮しているということもあり、おそらく・・・とは思いましたが、冒頭のシーンを除き、全編P.O.V(主観撮影)によって描かれており、生々しい恐怖がドキュメンタリータッチで映し出されます!
『REC/レック』や『パラノーマル・アクティビティ』のように、近年のホラーでは欠かせない手法でもありますよね。
本作は、メインであるパニック劇の一部始終はもちろん、観光客が空港でワクワクしながら飛行機に乗り込むシーン、現地に到着してから案内人がツアー場所へと案内するシーンといったところまで、ドキュメンタリー風にリアルに描いているため、余計に親近感が湧いてしまい、メインの修羅場シーンではこれほどにもない恐怖とスリルを味わうことができました!
人間を“ただの餌”としか認識していない獰猛な肉食動物たちによって、残酷すぎるほど次々と“人間が動物たちのエサ”になっていくさまが衝撃でした。
まとめ
Netflixには、動物だけでなく様々なモンスター・パニック映画も数多く配信されております。
本作のような「人間が動物に襲われる恐怖」を描いたパニック作品がお好きな方には、先日レビューさせて頂いた、Netflixで絶賛配信中の新着ドラマ『暴走地区 ZOO』(シーズン1全13話)がオススメです!
こちらはすでに続編シーズンを次々と更新している超話題のドラマですので、本作品と合わせて、ぜひチェックしてみて下さい!
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