皆さんは、ジャウマ・バラゲロ監督が手掛けた大人気パニックホラー映画「REC/レック」をご存知ですか?
映画好きの方やホラー好きの方は、一度は聞いたことのある作品なのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中である本作シリーズ第4弾「REC4 /レック4 ワールドエンド」。
そんな本作は、今までのシリーズとは違うタッチになっていたことをご存知でしたか?
「REC/レック」シリーズの特徴
2007年にスペインで公開されてから世界中の人々を震撼させるとともに大ヒットを飛ばした「REC/レック」シリーズは、P.O.V.(主観撮影)を駆使したモキュメンタリー映画(ドキュメンタリー・タッチ)になっていることが特徴です!
『クローバーフィールド/HAKAISHA』や『パラノーマル・アクティビティ』などのヒット作にも同様の手法が用いられております。
ただ、本作シリーズにおいては、1作目「REC/レック」と2作目「REC/レック2」は完全なP.O.V.映画、3作目の番外編「REC/レック3 ジェネシス」では一部がP.O.V.。
そして本作4作目にして最終章である『REC/レック4 ワールドエンド』では実は一切P.O.V.を使っておらず、初めから最後まで通常の映画タッチで描かれています。
しかし、最終章というだけあってスケールは「REC/レック」シリーズ史上最大で見どころ満載です!
また、「REC/レック」シリーズの時系列は3作目の番外編を除き
1→2→4というようにストーリーが繋がっております。
「REC4 /レック4 ワールドエンド」ってどんな映画?
「REC/レック」といったら、スペイン出身の美人女優マヌエラ・ベラスコが演じた主人公のアンヘラ。
第1弾では、TVレポーターであるアンヘラがある取材に密着したことを機に、その建物内で信じられない悲劇に襲われてしまいました。
ネタバレになってしまう恐れがあるので詳しいことはお伝えできませんが、シリーズ中に起きた様々な出来事を通して言える事は、彼女が戦慄の感染パニック事件で“唯一の生存者”であるということ。
そして本作の舞台となるのは、大海原に浮かぶ巨大貨物船。
貨物船内で目覚めた主人公のアンヘラ。
まさに逃げ場のない密閉空間で、かつてない恐怖とパニック劇が展開します。
強くて勇敢なアンヘラにうっとり!
衝撃のラストが待っている第1弾では、凶暴化した感染者にひたすら逃げ惑うアンヘラにとてつもない恐怖を覚えましたが、本作での彼女はTVレポーターというよりも、勇敢な女戦士という言葉の方がふさわしいでしょう。
数々の恐怖体験の末、一皮も二皮も剥けたくましい女性へと変化したアンヘラは、“感染者なのかそれとも救世主なのか”ということにも注目です。
迷路のように複雑に入り組んだ船内で感染者たちに立ち向かっていく彼女は、誰もが応援してあげたくなってしまうほど魅力的です!
最終章にふさわしい壮大なストーリー
船内には謎のウイルスを研究する実験室。
あのショッキングな事件から記憶を失ってしまい状況に戸惑うアンヘラが、脱出を試みる序盤のストーリー。
突如として発生する、船内で売りるすが拡散する非常事態。
それを食い止めるべく、凶暴化した感染者たちとの死闘に挑んでいくスリリングな描写。
ただ映像的な恐怖を見せるだけではなく、1、2作目と同様に監督・脚本を務めたジャウマ・バラゲロの秀逸なストーリーや良い意味で期待を裏切る展開が実に魅力。
本作は3作目を除くと全てが繋がっているので、やはり1作目から順に見ていただくことをオススメします!
番外編(REC3)や、ジャウマ・バラゲロ製作のもとハリウッド・リメイクされた『REC/レック:ザ・クアランティン』『REC/レック:ザ・クアランティン2 ターミナルの悲劇』は本作最終章まで(1,2,4)をご覧になった方で、もし興味のある方は・・・というような作品です。
やはりメインシリーズは格別です!
Netflix(ネットフリックス)は、1作目〜本作品4作目までも絶賛配信中です。
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