ウォルト・ディズニー作品の『パイレーツ・オブ・カリビアン』は、現在公開中の(2017年7月現在)シリーズ5作目まで世界中が熱狂するほど絶大な人気を得ている海賊映画。
そんな『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズ(1~3作目)で大成功を収めたゴア・ヴァービンスキー監督とジョニー・デップが再びタッグを組んだのが、CGアニメーション映画の『ランゴ』です。
こちらはNetflix(ネットフリックス)で絶賛配信しております。
本作はジョニー・デップがただ声優を務めているだけの映画ではないということをご存知でしたか!?
ジョニー・デップがカメレオンに!?
『パイレーツ・オブ・カリビアン』では、海賊ジャック・スパロウ。
『シザーハンズ』では、純真無垢な心を持つ人造人間シザーハンズ。
『アリス・イン・ワンダー・ランド』では、おとぎの国のマッド・ハッター。
『ローン・レンジャー』ではネイティブ・アメリカンの血を引くジョニデがインディアンのトントに扮しました。
そんな、世界一のカメレオン俳優と呼ばれるジョニー・デップが、本作「ランゴ」では“本物のカメレオン”になってしまいます!(笑)
“こんな映画今まで観たことない”と誰もが感じるほど、ユーモアで独創的な世界観が描かれている新感覚アニメーションのです!
「ランゴ」ってどんな映画?
ジョニー・デップ演じるカメレオンのランゴは、人間にペットとして飼われていたのですが、ある日車で移動する途中に誤って水槽ごと放り出されてしまい、広大な砂漠の中を彷徨うハメになってしまいました。
水槽の中だけでの生活から一新して外の世界(現実世界)を知り、危険な罠と陰謀が渦巻く砂漠の迷宮“ダートタウン”へと迷い込んでしまいます。
何かに怯えている砂漠の住人たちに、“西部から来た怖いもの知らずのヒーロー”だと嘘をついてしまったことによって、なりゆきで保安官に任命されてしまい、さらには“水不足”に被われているという深刻な問題を知り、重要なミッションを託されるのです。
そんなランゴは、町を救って本当のヒーローとなることができるのか・・・というストーリーです。
ただのCGアニメーションではない!
本作、主人公のカメレオン“ランゴ”の声優はもちろんジョニー・デップなのですが、キャラクターに“声と体”で命を吹き込んでいるのです!
どういうことかと言いますと、カメレオンが劇中に見せる動きは実際にジョニー・デップ本人が演じており、よくあるCGアニメーションとは一風変わった方法で撮影されているのです。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、本作では『モーション・キャプチャ』という技法を用いております。
これは、センサーを搭載したフルボディスーツを役者が身につけた状態(服の下に装着しても可)で動きをつけることによって、CGで映し出されるキャラクターの動きがよりリアルに再現されるのです。
セス・マクファーレン監督本人が演じた『TED/テッド』や、アンディー・サーキスが演じた『猿の惑星 』のシーザー『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムも、実はモーション・キャプチャで撮影されているのです。
本作が、強豪アニメーション・スタジオのピクサー(PIXAR)を破って、『アカデミー長編アニメ映画賞』を受賞し、数々の賞を獲得したことも納得です。
まとめ
東京ディズニー・リゾートでもパイレーツの世界をテーマにしたイベントが開催され、“今年の夏は ジャック!”と言われておりますが、そんなジャックの夏に相応しい作品なのではないでしょうか。
『ランゴ』はNetflix(ネットフリックス)で絶賛配信中。
ジャックの役者魂やたくさんの魅力が詰まった本作は、オススメの一作です!
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