数々のアニメ映画が公開される中で、大規模な予算と豪華スタッフで制作されたにもかかわらず、ひっそりと忘れられていく映画があります。
今回ご紹介する、Netflix(ネットフリックス)で配信中のCGアニメ映画『GAMBA ガンバと仲間たち』もそのひとつかもしれません。
タイトルだけ見ると「子供向けアニメ?」と思われるでしょうが、いやいやとんでもない。
超怖い、超燃える、そして超・超・超豪華声優陣という、映画ファンなら必見の名作アニメです!
なぜこの映画がヒットしなかったのか不思議なくらいだ!
『GAMBA ガンバと仲間たち』ってどんな映画?
町に住むドブネズミ(町ネズミ)のガンバは、幼馴染みのマンプクに誘われて海を見る旅に出る。2匹は港で船乗りネズミの集まりに参加するが、そこへ全身に傷を負ったネズミが現れる。忠太と名乗ったそのネズミは「夢見が島でイタチのノロイ一族に襲われた仲間を助けてほしい」と訴える。
ノロイとは、船乗りネズミの間では関わることをタブーとされる恐るべきイタチだった。
一見するとかわいいネズミたちのほのぼのストーリーかと思いきや、イタチの侵略からねずみを守るという、かなりハードコアな映画です(笑)
それはもう、あの人気アニメ『進撃の巨人』のような。
主人公ガンバの声を担当しているのが、声優の梶裕貴ですからね。
では、『GAMBA』はどのあたりが「大人の鑑賞に耐えられる」映画なのか?
その魅力に迫ってみましょう。
「進撃のイタチ」?超燃える展開を見逃すな!
先ほども少し触れましたが、『進撃の巨人』を思わせるシーンが随所に散りばめられています。
「イタチに対抗するために要塞を築いて籠城戦」って、ホントに児童文学が原作なのかと疑うくらい(笑)
イメージ画像のシーン、本当に劇中にありますからね…
しかも敵のイタチがまた怖いんです。
感情のない、戦闘と捕食に特化した殺鼠マシーンですから。
そいつらがネズミを食い殺さんと大挙して押し寄せてくるシーンは、超怖いけど必見です。
CGが本当に頑張ってます(笑)
ラストの超燃える展開は思わずガッツポーズしてしまうほど!
超豪華声優陣!このラインナップはやばい!
何がすごいって、超豪華声優陣がすごい。
よくこんなメンツを集めたと感心するばかり。
侍JAPANならぬ声優JAPANですよ!
ガンバ 梶裕貴
シオジ 神田沙也加
マンプク 高木渉
忠太 矢島晶子
ボーボ 高戸靖広
イカサマ 藤原啓治
ガクシャ 池田秀一
ヨイショ 大塚明夫
ツブリ 野沢雅子
ノロイ 野村萬斎
大塚明夫、藤原啓治の組み合わせは知る人ぞ知るコンビ。
これはやばいですよ…
さらに言うと、敵役の呪いの声を担当した野村萬斎がやっぱり良い。
敵としての恐ろしさと妖しさを兼ね備えた声、野村萬斎だからこその演技、見逃すなかれ!。
まとめ
Netflixの『GAMBA』のページを見てみると、作品のジャンルに「心温まる作品,」「エキサイティングな作品」とあります。
逆じゃねえか!とツッコミたいところですが、これが何も間違ってない(笑)
「観てみないとわからない映画」って、この作品のためにあるような言葉ですね。
必見です!
『GAMBA ガンバと仲間たち』ティザー
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