アクション俳優としても有名なジェイソン・ステイサム。
新作映画の『ワイルド・スピード』でも名だたる出演者たちと共演していましたよね。
『トランスポーター』シリーズなど、Netflix(ネットフリックス)にもステイサムの出演する作品が数多く配信されています。
今回ご紹介するのは、同様に世界中で大ヒットしたステイサム主演のカーアクション映画「デス・レース」。
前代未聞の“ありえないルール”で命をかけたバトルを繰り広げます!
監督はポール・W・S・アンダーソンということもあり、『バイオ・ハザード』シリーズとは違ったスリルを味わうことができる作品となっております。
そんな本作の魅力をお届けします!
「デス・レース」ってどんな映画?
本作は、1975年に爆発的人気となったカルト映画『デス・レース2000年』という作品のリメイク版となっており、そのオリジナル版にアンダーソン監督が脚色を加え、オリジナル版で政策を務めたロジャー・コーマンがプロデューサーにあたり、傑作カルト映画が新たな形で生まれ変わったのがこの「デス・レース」。
本作では、最後の一人となるまで囚人たちに「デス・レース」を行わせ、その様子をネット中継するという非道な番組が人気を呼んでいる近未来のアメリカが舞台となります。
ある日、主人公ジェンセンが何者かによって妻を殺害されたところから始まり、無実の罪で濡れ衣を着せられてしまい、極悪な囚人たちが集まる“脱獄不可能の刑務所”に投獄されてしまいます。
そんなジェンセンが、“死のレースへの出場を決意”し壮絶な戦いを繰り広げながら、妻を殺した犯人の真相へと迫っていくというストーリーです。
オリジナル版 「デス・レース2000年」
副題にもあるように、2000年のニューヨークが舞台となります。
本作と違い、刑務所ではなくアメリカの街中が舞台となり、走行中に人間を殺していくことでポイントが加算されるという文字通り死のレースが繰り広げられ、それに参加する5人のレーサーたちの壮絶な戦いが描かれます。
ニューヨークからロサンゼルスまでのレースが行われ、早くゴールするだけでなく、性別に応じてポイントが加算されるルールとなっております。
また、10代の若者は40ポイントなのに対し、75歳以上の高齢者は100ポイントとなっており、“対象が弱者になればなるほど高得点になる”というまさにカルト的な前代驚愕のルールにもゾクッとしてしまいます。
有名ゲームからも着想を得ている!?
刑務所のレース場を舞台に繰り広げられる戦いは、ただ速さを競い合う戦いではなく、路面に設置された“剣”や“盾”の標識を車で踏む(通過)ことによって、車に装備された様々なアイテムを使用することが出来るのです。
本作に加えられた、任天堂の某有名ゲームを彷彿とさせるようなユニークさは非常に面白いです!
また、続編『デス・レース2』は監督が降板しているものの、同監督が脚本を務めているためクオリティの高い作品となっております。
オリジナル版(1975)主演は『ロッキー』でお馴染みのあの人!
意外とご存知ない方も多いのですが、実はオリジナル版では『ロッキー』『ランボー』シリーズでお馴染みのシルヴェスタ・スタローンが主演を務めております。
無名時代に自書き上げた脚本を売り込み主演を務め、一躍スターとなった『ロッキー』第1弾は1976年公開映画なので、当時のこの頃と同様にまだあまり世間に知られていなかったことが伺えます。
リングの上で戦う姿や銃を片手に激しいアクションを繰り広げるスタローンの姿しか中々見ることが出来ないので、そういった意味でも彼が壮絶なレースを繰り広げるオリジナル版は超貴重な作品と言え、ジャンルが苦手な方も一度は観る価値のある作品です!
まとめ
Netflix(ネットフリックス)では、本作とオリジナル版の2作品を絶賛配信しております!
ぜひ2作品を比べて楽しんで頂けたらと思います。
コメント