Netflix(ネットフリックス)で配信中の64(ロクヨン)は、2016年に公開された映画作品の一つ。
佐藤浩市主演のミステリードラマで、映画作品ながら前編後編に分かれた超大作となっており、本作で佐藤浩市は日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞も得ています。
当時かなり話題になったので、作品名だけは知っているという人も多いのではないでしょうか?そこで今回はあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します。
『64(ロクヨン)』のあらすじ
昭和64年1月、7歳の少女「雨宮翔子」が誘拐される事件が発生しました。当時刑事だった三上(佐藤浩市)は捜査班に所属しており、事件の記憶はしっかりと焼き付いています。
三上は犯人を追う追跡班として身代金を要求する犯人をおいましたが、結局みつからず、身代金を払ったのに、少女は殺され遺体としてみつかります。この事件を警察ではロクヨンと呼ぶようになりました。
そして平成14年、三上は警務部秘書課に転属となっており、誘拐事件があと1年で時効になるため、警察の事情で雨宮家に「警察長官の慰問」を取り付けてくるように命令されます。
ところが雨宮は娘だけでなく妻も6年前に亡くしており、孤独と悔しさで廃人同然。慰問を受け入れません。そして事件の影を追っていくと、元ロクヨンの捜査班で事件を期に引退した幸田のメモの存在を知ります。
そのメモによると、当時公表されていない犯人からの電話があり、それは警察のミスで録音に失敗していたとの事。それを内部告発しようとして幸田は潰されていたのでした。
真実知った三上は・・・というのが大体のあらすじです。
序盤だけでも骨太ですが、これからさに重厚なストーリーとなり、別の新事件ともリンクしていきます。
豪華すぎる俳優陣
主演の佐藤浩市だけでなく、俳優陣は超豪華。
綾野剛に瑛太、坂口健太郎という今大人の若手、遠藤圭一に中村トオル、奥田瑛二に三浦友和、椎名桔平、永瀬正敏、緒形直人と超絶シブいベテラン俳優もズラリ。
重要なキャストに「え?誰これ」というようなルーキーがいないので、キャスティングだけでも相当お金がかかってそうです。
(ちなみに主題歌は小田和正!)
ちなみに本作は前編となっており、最高に盛り上がったところで幕を閉じます。
後編については原作と違ったラストを迎えたこともあって、原作ファンを驚かせました。
まとめ
ということで『64(ロクヨン)』をまとめると・・・
- 佐藤浩市が主演するミステリー映画
- 超大作であり、制作費、興行収入ともにモンスタークラス
- 前編と後編に分かれている
本作はけして派手な映画ではないですが、俳優陣が豪華でストーリーも良いので、序盤を少し見るだけでぐいぐいと引き込まれていきます。
刑事ものの映画やドラマが好きならば、チェックしておいて損はないかと思います!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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