伝説的ラッパーの人生を描いた「オール・アイズ・オン・ミー」を海外ドラマ好きの人に強くオススメしたいワケ

NETFLIX(ネットフリックス)で配信中の「オール・アイズ・オン・ミー」は伝説的なラッパー「2パック」(2PAC) の人生を描いたノンフィクションの映画。

ヒップホップ好きにとってはMJクラスの有名人ですが、彼が死んで20年以上立つ今、どんな人だったかよくわからない方もおおいはず。

そこで今回は「オール・アイズ・オン・ミー」のあらすじやみどころをネタバレ少なめにレビューしていきたいと思います!

スポンサーリンク

オール・アイズ・オン・ミーのあらすじ

2パックことトゥパック・アマル・シャクールは1970年台にブラックパンサー党(※後記)に所属していた母の元で生まれます。

彼は幼い時、バスケットをやるよりも勉強をして知恵をつけろと教育されたそうです。そんな彼の人生は幼い時から、黒人解放運動の活動家に囲まれていました。

やがて、お金を稼ぐためにラップをはじめると、その才能が見出され、オーディションを受けることに。そしてスターダムを歩き始めます!

しかし、彼の人生はスターになっても多難の連続。黒人過激派に資金援助したり、国をアメリカ最大の犯罪組織と呼ぶことで国にも疎まれていって・・・というのが大体のあらすじ。

母が所属していたブラックパンサー党とは、黒人解放運動や黒人民主主義運動を行っていた組織で、アフリカ系アメリカ人の武装蜂起を先導していた団体。

2パックの人生は生まれた時から、黒人の権利を主張するため、その活動に深く関わっていたんですね!

海外ドラマを3倍楽しむためにみておくべき!

黒人ラッパーというと、ダーティで乱暴なイメージを持つ人も多いかもしれません。

2パックはそうではないのかと言われると、何とも言えないですが、少なくとも「有名になってリッチな暮らしがしたい!」だけで済まされない人生だったのは確か。

日本人にとっては、黒人差別という言葉は知っていても、そのマインドは理解するのが難しいかと思いますが、本作「オール・アイズ・オン・ミー」を見ると、すこしだけリアルな感覚が伝わってきます。

海外ドラマ好きにとっては、高確率で触れることとなる黒人差別問題。「黒人だからってなめてるのか!」とか「ママ!彼(彼女)が黒人だから付き合っちゃいけないの?」なんてセリフをよく耳にしますよね?

こういったシーンをより深く知るには「オール・アイズ・オン・ミー」がオススメ。ラップが好きなら超オススメです!

まとめ

ということで「オール・アイズ・オン・ミー」をまとめると・・・

  • 2パックの人生を描いたノンフィクション
  • 黒人解放運動を描く作品でもある
  • 海外ドラマが好きなら見るべき!

2PACを演じているディミートリアス・シップ・Jrは、2パックと超そっくり。2PACが大好きな人でもないかぎり、見分けがつかないといっても良いレベルでした(笑)

本作では2PACの人生からは切り離せない盟友ノートリアスB.I.Gも登場しており、当時のラップ界を知るにはバッチリの作品。

ヒップホップに興味がなくても、黒人差別問題を知るにはちょうどいい作品だと思います。

アメリカでは不評だったようですが、それは2PACが偉大すぎたからかもしれませんね。。

Netflix

コメント

タイトルとURLをコピーしました