Netflix(ネットフリックス)で配信中である、ホラー好きの方にオススメしたい映画「フッテージ」。
今作で主演を務めるイーサン・ホークといえば、アカデミー賞助演男優賞にノミネートされ『トレーニング・デイ』で魅せたあの迫真の演技が何年経っても忘れられません。
そんなイーサン・ホークが珍しくホラー映画に出演、さらには主演を務めているという事に、当時思わずテンションが上がってしまい鑑賞したのがこの「フッテージ」でした。
初めて鑑賞する前は、ホラー映画とはいえどういったジャンルのホラーなのかと気になるところも多くありましたが、今作ではまさにそこが重要なポイントだったのです。
そんな「フッテージ」の魅力をご紹介したいと思います。
「フッテージ」ってどんな映画?
主人公のエリソン・オズワルドは、犯罪ノンフィクション作家でかつてはベストセラーも執筆したのですが、それ以後10年間ヒット作に恵まれず今では借金の返済に追われている一家の主人。
エリソンはヒット作を生みだすために、妻と子供には内緒で“ある悲劇の事件が起きた一軒家”に引っ越してくるのですが、そこでは様々な怪奇現象が起きはじめ、そんなオズワルド一家が想像を絶する恐怖に見舞われるさまを描いたホラー・ミステリーです。
屋根裏で見つけた“8mm”フィルム
スランプに悩まされるエリソンが起死回生を期してやってきた一軒家では、想像を絶する恐怖が待ち受けます。
物語の重要なカギとなるのは、エリソンが屋根裏で見つけた“古びた映写機と数本の8mmフィルム”です。
中身を確認するとそこにはおぞましい一家惨殺シーンが収められており、さらにフィルムのリールごとにはそれぞれ別の一家殺人事件が記録されていたのです。
そんな衝撃的な映像を目の当たりにしてしまったエリソンが、この”事件の謎を解き明かすべく真相に迫っていく”というのがこの映画のおおまかなストーリーとなります。
鑑賞している視聴者側からしても、強烈で衝撃的な映像とともに一気に映画の中へと引き込まれてしまい、これから一体どんな形で主人公たちに恐怖が襲い掛かるのか、とヒヤヒヤしてしまいます。
そして序盤から“この映像は一体誰が撮影したものなのか”という大きな疑問が視聴者側にも投げかけられ、私たちも主人公と共に謎を追っていくミステリー要素も魅力です!
今作のホラーのジャンルは!?
衝撃的な映像と新たな一軒家で起こる様々なパラノーマル・アクティビティ(超常現象)だけでは、まだ今作がどんなホラージャンルなのかははっきりと分かりません。
本記事の序章で今作のジャンルがポイントであるとお伝えしましたが、果たしてサイコ・スリラー系なのか、スプラッター系なのか、オカルト系なのか・・・
それによっては、凶悪な殺人鬼が一家に迫ってくるのか、はたまた『ウーマン・イン・ブラック』や『ミラーズ』のように霊的なものによる恐怖が描かれるのかなどと、数多くの疑問や緊迫感を抱きながら映画の世界観にどっぷり浸かることができるというのも今作の魅力ですし、中々先が読めないからこそ余計に恐怖が増してしまうという巧みなストーリー構成になっております!
まとめ
最後に、私が本記事で今作のジャンルをはっきりとさせなかったことには理由があり、初めからそれをお伝えしてしまうと事件の真相やネタバレに直結してしまう恐れがあったからなのです。
ぜひ、様々な疑問を抱きながら本作品をお楽しみ頂きたいと思います。
先にお伝えして起きますが、映画のラストはかなり衝撃的、というよりも全てが繋がった時の驚きの方が凄まじいです。
ホラー好きの心をくすぐる要素もふんだんに散りばめられております!
果たしてエリソンは、『再び有名になる』ことができるのでしょうか・・・
気になった方は、Netflix(ネットフリックス)でぜひご覧になってみてください!
コメント