「女性が輝く時代」とよく言われます。
テレビや雑誌では「アラサーこそ女性が一番輝くとき」なんてはやし立て、「インスタ映えするオシャレな写真の撮り方」「キラキラ女子でいるためにやるべき◯つのこと」といった特集が組まれる昨今。
本当に、上辺だけじゃなくて、心の底から輝いている女子はどれだけいるでしょうか?
いきなりアラサー女子をdisるような入り方ですが、、
今回はアラサー女子が主人公の、新たな名作ボクシング映画をご紹介します。
現在Netflix(ネットフリックス)で配信中の『百円の恋』です。
『百円の恋』ってどんな映画?
主人公の一子(安藤サクラ)は、働きもせず実家で引きこもり生活を送る32歳。
妹の二三子が離婚して実家に戻ってきたことを皮切りに、一子は一人暮らしと深夜のコンビニでのアルバイトを始めます。
そのコンビニは一子に負けず劣らず、何かと難アリな人間が集まる場所でした。
ある日、コンビニ帰りに通りかかったボクシングジムで、一子はトレーニングに打ち込む狩野祐二(新井浩文)に興味を抱きはじめます。
二人の関係は祐二が一子のコンビニに来店したことから、急展開を迎えます。
主人公は「最底辺」のアラサー女!
『百円の恋』に登場する主人公の一子は、最底辺のアラサー女子。
処女でニートでヘビースモーカーでデブで実家暮らし、自堕落な毎日を送る彼女は母親に言われて近所のコンビニでアルバイトを始めます。
この一子がまあ、見ていて呆れるくらいのダメ人間。
特殊メイクでもCGでもなく、安藤サクラさんは実際に激太りして役に臨んだそうです。
もちろん、物語後半から話の主軸になるボクシングも安藤さんご本人が実際にトレーニングを積み、試合に臨まれたとのこと。
だからこそ、演技にも、アクションにも説得力があるのです。
これは、女版『ロッキー』だ!
ある映画解説者は言いました。
「映画『ロッキー』は人生の再起をかけてするか、しないかの選択でする方を選んだ人間の物語です」
『百円の恋』も、まさに人生の再起をかけて立ち上がった、「する」方を選んだ最底辺アラサー女子の物語。
デブで引きこもりで女の魅力なんてカケラもなかった一子が、トレーニングによりシェイプアップしていく過程のワクワク感は、まさにロッキーの特訓シーンそのもの。
一子の目つきが「アイ・オブ・ザ・タイガー(虎の目)」になった瞬間のカタルシスは、歴史的名作の名シーンに重なります。
ラストの試合のシーンも泥臭くて危なっかしいのに、なぜか応援したくなる。
アラサー女子のみならず、今の人生をなんとなく過ごしている方に観てほしい映画です。
まとめ
『百円の恋』は、第39回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞。その年のブルーリボン賞でも主演女優賞を受賞されるなど、安藤サクラさんの演技が高く評価された作品です。
Netflixでただいま絶賛配信中。
安藤サクラさんの、文字どおり体を張った演技にご注目ください!
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