全米大ヒット!「くもりときどきミートボール」は社会問題をテーマにした大人向けのメッセージが込められていた!?

今、どんどん進化し続けている海外の3Dアニメーション。

『ファインディング・ニモ』や『トイ・ストーリー』『ヒックとドラゴン』などと実写映画では中々再現することができない独特な世界観を描けることや愛嬌のあるキャラクターが登場することなどが魅力ですよね。

海外アニメーション好きでもある私が過去に観た作品の中で、予想以上にメッセージ性の強い作品であったことに驚いたのが、Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中の「くもりときどきミートボール」という映画です。

初めて作品タイトルを見たときは“どういう映画なんだろう?”と思いましたが、原作はアメリカでは100万部を超えるベストセラーとなっているのです!

そんな今作の魅力とは・・・?

 

「くもりときどきミートボール」ってどんな映画?

舞台は、大西洋の小島に建てられた港町『スワロー・フォールズ』。

この町は、サーディン(イワシ)の缶詰が大量生産されていたことで有名だったのですが、缶詰が売れなくなってしまったために、島の人々はイワシの缶詰ばかり食べて処分する日々が続いていました。

そんな一見風変わりなスワロー・フォールズで暮らす主人公のフリントは、発明家になるという夢を抱きながらも、彼の発明はことごとく次々に失敗し、島の住人には迷惑がられていました。

ある日、イワシばかり食べている人々を救いたいという思いから、“氷を食べ物に変える”マシーンを発明しまたもや失敗と思いきや、なんと空からチーズバーガーが降ってきて発明は大成功、住人も大喜び!

ストーリー的には、そんなフリントの発明がエスカレートしマシーンも歯止めが効かなくなってしまい、町は巨大なミートボールに覆われてしまって全世界が食べ物の嵐に見舞われてしまい、なんとか事態を収拾しようとするフリントの成長と親子の絆を描いた作品です。

実はメッセージ性が強い大人向きの映画!?

初めの印象はやはりタイトルのイメージから子供向けの映画なのではないかと思っていたのですが、意外なメッセージを込めて描かれていたので驚いたというのが正直の感想です。

フリントのおかげで美味しいものが食べられるようになったのにも関わらず、そんな住人たちが彼の存在を煙たがっていたことすらも忘れ、段々と“欲深く”なっていき、様々な無理なお願いをしにやってくるのです。

住人たちにあるのはフリントのような“思いやりや自分でなんとかする”という意欲ではなく“人への依存”。

それは、便利なものや美味しいもので溢れかえっている私たちに現代社会に対しての強いメッセージでもあるのではないかと感じ、そんな人間の欲望の深さを表している作品と言えるのではないでしょうか。

巧みに伏線も散りばめられている!

監督によって巧妙に仕組まれた、本編でさりげなく出てくるセリフや事柄が、後半に次々と重要な役割を担っていくという巧みな描写も魅力です。

漫画や小説などでもこういった伏線やミスリード、直球でネタバレ全開に予測させる衆生など様々なパターンで用いられますが、今作の伏線はあまりにも自然すぎて、伏線だったと気づかないという程の印象でした。

そういったことも頭の片隅に置きながらぜひご楽しんでいただきたいです!

まとめ

今作の日本語タイトルからは、中々どういった映画なのかストーリーを考察しづらいのですが、子供から大人まで楽しめるストーリーとなっていて単純に面白かったですし、一見子ども向け映画に思われがちですが、実は奥が深い内容となっていることも魅力で、特に大人方にご覧になっていただきたいです。

町の人々はどうなっていくのか、そしてフリントと父親の見せる“親子愛”にも大注目です!

また、続編「くもりときどきミートボール2/フード・アニマル誕生の秘密」も製作されております。

Netflix(ネットフリックス)で第1弾の本作品を絶賛配信中です。