ローンサバイバーはアメリカ万歳映画なのか? | Netflix日本非公認ファンブログ

ローンサバイバーはアメリカ万歳映画なのか?

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実話を基にしたある特殊部隊の惨劇

ネイビーシールズといえばアメリカ海軍が誇る精鋭部隊です。幾度も映画の題材として取り上げられ、日本でもかなりの知名度を誇っています。そんなネイビーシールズの映画決定版と言えるのがこの「ローンサバイバー」でしょう。

2005年にアメリカ海軍が行ったレッド・ウイング作戦を描き、批評家たちからも絶賛を受けた他数多くの映画賞にノミネート、そして受賞しました。骨太なアクション映画に数多く主演したマーク・ウォールバーグが主人公のネイビー・シールズ隊員を演じます。

映画なので脚色はあるものの、実際にこの作戦に参加した唯一の生還者マーカス・ラトレルの手記「アフガン、たった一人の生還」を原作としているため史実に基づいた作品と言えるでしょう。

戦争映画でプロパガンダは本当?

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戦争映画でよく取り沙汰され議論を交わされるのが制作側の意図が「戦争賛美」か「反戦」か、という点です。米映画によく見られるのですが、明らかに自国の戦争を肯定化しあたかもアメリカの戦争が「正義」であるかのよう視聴者に刷り込むことがあります。なぜ、そんなことをするのでしょうか。

一説にはアメリカ政府がベトナム戦争下で、マスコミによって世論が動いたことに起因していると言われています。国内に反戦ムードが広まりベトナムから撤退せざるを得なかったことを踏まえ、以後映画やドラマでプロパガンダを に使っているという話です。

実際にそういった意図で作られた映画はどの国でも存在します。海外のプロパガンダ映画が日本にも輸入され、全国で上映されていると考える可能性を考えると何だか見方も変わってしまいますね。

映画「ローンサバイバー」はファンの間ですらプロパガンダ映画に認定されているのですが、実際どうなんでしょうか。

360度プロパガンダに死角なし

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筆者はこの映画を何回も見ているのですが、参りましたね。どの角度でもプロパガンダ臭が消えません。戦死者を美化し、英雄を作り上げて戦争そのものを正当化しているようにしか見えません。山場のBGMなんて、まさに「ほら英雄たちが国のために散っていくでしょ?無慈悲なタリバン許せないよね?だからタリバンを潰すために戦争してオーケーだよ?」と言っているようです。

しかし映画の内容の面白さと政治的な思惑は別のところにあります。アクション映画としてよく出来ているし、ミリタリーマニアも満足する装備品の再現度は見応えがあります。

政治宣伝に目を瞑ることができるか、それともプロパガンダが許せないか。ローンサバイバーは絶賛配信中なので、ぜひ自身の目で確かめてください。