長編アニメ賞受賞!新たな芸術作品「ティム・バートンのコープスブライド」で用いた『ストップ・モーション』とは一体どんな撮影方法!?

Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中である「ティム・バートンのコープスブライド」は、「シザーハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」などのティム・バートン監督と主演ジョニー・デップのコンビで再び贈る、ダークかつロマンティックなファンタジー・アニメーション。

アカデミー賞『長編アニメーション賞』にノミネートし、ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞では『長編アニメ賞』を受賞した映画なのです。

また、今作主人公の声優をジョニー・デップ、ヒロインを「ハリー・ポッター」シリーズやティム・バートン作品にも常連である女優、ヘレナ・ボナム・カーターが務めており、難しいキャラクターをそれぞれ見事に演じていることも注目です。

さらに今作には、普通のアニメーションとは異なる、特殊な撮影方法が使われていたのをご存知でしたか!?

 

「ティム・バートンのコープスブライド」ってどんな映画?

主人公は、19世紀ヨーロッパのとある村の裕福な家庭で育ち、会ったことのない女性ビクトリアとの政略結婚が控えていた弱気な青年ビクター。

式の前夜に森の中で一人リハーサルをしていたのですが、あることをきっかけに、“死体の花嫁”と結婚の誓いを立ててしまい、婚姻の誓いを受けたと勘違いされてしまったビクターは、“死者の世界”へと連れ去られてしまい、なんとか地上へ戻ろうとします。

一方、“生者の世界”(現実の世界)では彼の本当の花嫁が待っているのですが、

ビクトリアとの出会いによって、そんな彼の心にも少しずつ変化が生まれてきてしまうのです・・・

この映画の見どころとは?

地上の世界からあの世へと連れ去られてしまったビクターは、なんとかこの世界から抜け出して地上へと戻ろうととするのですが、日々の生活に息苦しさを感じ、厳しい制約ばかりな“生者の世界”よりも、自由で生き生きとした“死者の世界”に、徐々に惹かれていくという描写や、二人のヒロインに対して生まれる主人公の葛藤が、実にティム・バートンらしくて素晴らしいと思いました。

また、“死体の花嫁”エミリーは、辛い過去によって成仏されずにこの世をさまよい、結婚したくてたまらないという女性なのですが、彼女が求婚されたと勘違いしてしまい、そんなビクターを愛してしまうというほど、純粋かつ素直で情熱的なエミリーがとてもキュート!

“死者の世界”でエミリーとの人生を選ぶのか、“生者の世界”でビクトリアとの人生を選ぶのか、ビクターの大きな決断にも目が離せません。

『ストップモーション・アニメ』が凄い!!

私も幼い頃に良く観ていた海外で大人気のアニメーション作品「ウォレスとグルミット」などにも使われているのですが、今作でも使われている手法が、『ストップモーション』。

これは、静止している物体を1コマずつ動かしてカメラで撮影し、それが連続して動いているかのように見せる撮影技術で、多大な時間と手間の掛かる手法を施しているのです!

ティム・バートンが、1993年に手掛けた映画「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」でも同様の手法が使われておりました。

当時の技術では1コマ撮影するのに何時間もかかったというのですが、このようにして約75分(本作品)もの映画を撮影するとなると、撮影に及んだ期間や時間は計り知れませんし、ティム・バートン監督は才能の賜物です!

まとめ

Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信している「ティム・バートンのコープスブライド」は、ティム・バートン監督による最高の芸術作品であり、登場する人形たちが魅せる素晴らしい演技も魅力です!

この作品を通して、『ストップモーション・アニメ』の素晴らしさを、少しでも知っていただけたらと思います。