Netflix で配信中の映画「プライムターゲット」(英題:THE PRIME MINISTER)はアメリカの大統領を暗殺せんとする暗殺者のお話。しかも、なんとその暗殺者はベルギーの首相!
設定の時点でかなりぶっ飛んでる映画といえますが、普通のクライムサスペンスやスリラーに飽きてしまった人にオススメです!
今回は、そんな「プライムターゲット」のあらすじと見どころをご紹介したいと思います。
プライムターゲットのあらすじ
ベルギーの首相が犯罪組織に家族を人質にとられ「アメリカの大統領を殺さないと家族の命はない」と脅されます。
首相は銃の扱いも知らない素人ですが、会談でもうすぐ会う予定なので、それを利用しろって話です・・・。
首相はもちろん乗り気ではなくて、あれこれと解決を試みるのですが、結局はうまくいかず、最後にはアメリカ大統領と二人きりになって・・・。
犯罪組織が有能すぎる(笑)
アメリカ大統領を暗殺したい組織は、超有能で狡猾。ベルギー首相が何をやっても一枚上手でどうにもなりません。それに対して、大統領を守るシークレットサービスはかなりザル。全く役に立たず、ベルギー首相を止めてくれません(笑)
この危なすぎる状況に挑むため、ベルギーの首相が助けを求めるのは・・・なんと自分の美人秘書官。さらにいえば、首相はこの美人秘書と浮気してます(ぉぃ!)
ラストは一応のハッピーエンドを迎えるのですが、秘書と浮気しているんだから家族を助けても、奥さん許さんでしょというツッコミどころ満載なところもご愛嬌(爆)
話的にはクライムサスペンスやスリラーの部類ですが、そんなこんなで、かなり気軽な気持ちで楽しめるかと思います。
監督はベルギー人(驚)
※画像は映画「パーフェクトルーム」
監督のエリク・ヴァン・ローイは「ロフト.」や「パーフェクトルーム」というミステリー映画を撮った事で有名なベルギー人監督です。
そんな彼が「ベルギー首相がアメリカ大統領の暗殺を計画する映画」をとったわけですから、かなり衝撃的!
しかも犯罪組織がアメリカ大統領を殺したい理由は「平和主義者だから、戦争で儲けている人間にとって大統領は邪魔者」だとのこと。
母国にもアメリカにも喧嘩を売ってるようにもみえますが、そのあたりは日本人の感覚より寛大なんでしょうね??
まとめ
ということで映画「プライムターゲット」をまとめると・・・
- ベルギー首相がアメリカ大統領の暗殺を指示されるお話
- 監督は「ロフト.」や「パーフェクトルーム」で有名なベルギー人
- クライムスリラーだけれど、意外にさらっと見られる
映画としては多少の中だるみもあり、正直言ってヒットした映画ではありません。
暗殺計画の最後はさらっと良い感じに終わるので、後味の悪さもありません。
クライムサスペンスやスリラーものがお好きなら、一度見てみると良いとおもいますよ!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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