Netflix(ネットフリックス)で配信中の『ラ・ヨローナ』はソウシリーズや死霊館シリーズで知られるホラー映画の巨匠、ジェームズ・ワンが手掛けた2019年公開のホラー映画です!
元は人間だった死霊の女と戦うお話で、化け物退治が好きな人にはおすすめの内容となっています。
そこで今回は『ラ・ヨローナ』のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します。
『ラ・ヨローナ』のあらすじ
1600年代のメキシコ、美しい女マリアは夫に浮気されて激怒、夫が溺愛していた二人の子供を川に沈めて絞め殺し、その後自殺しました。
それ以来、マリアは泣きながら子供をさらい殺してしまう悪霊として怖がられています。
彼女はラ・ヨローナ(泣く女)と呼ばれています。
時がたって20世紀のLA、まだ携帯電話などはない時代になります。児童福祉局に務めるアンナが、二人の子供を救おうと子供を閉じ込めていた母から子供を引き離し施設で預かると、その晩、ふたりともラ・ヨローナに殺されてしまいます。
実は、母親は子供たちをラ・ヨローナから守るために閉じ込めていたんです・・・。
ラ・ヨローナの次のターゲットは、マリアの子供であるクリスとサマンサになり、今度はアンナの家が襲われます。
からくもラ・ヨローナを退けたアンナですが、このままでは子供が殺されると神父に頼って・・・というのが大体のあらすじです。
そこからアンナと神父がラ・ヨローナを倒すべく奮闘していくのが見どころですね!!
分かりやすくて楽しい&CG無し!
本作品のストーリーラインは非常にわかりやすく、
- 子供を殺す恐ろしい女の死霊のストーリーが語られ、主人公の子供を狙う。
- 主人公は死霊を退治すべく、老年の神父に助力をえて戦う。
といった感じで、とても分かりやすいものになっています。
難解な設定や伏線などはなく、誰でもスッと理解できるのがポイントですね!
見終わったあとに、「あれってどういう意味?」なんてことにはなりません。
一方で大きな見どころとなるのが、今回の死霊「ラ・ヨローナ」の見せ方です。
CGオンパレードの昨今ですが、本作にはCGが全く使われていません!!
つまり、ラヨローナを演じているのは人間、演出もセリフも全部リアルです!!
わかりやすいストーリーとCG無しの体当たりホラーが組み合わさり、本作は非常によくできた作品に仕上がっていました!
まとめ
ということで『ラ・ヨローナ』をまとめると・・・
- 監督はソウシリーズや死霊館シリーズのジェームズ・ワン
- CG無し!化け物も人間が演じている
- わかりやすいストーリーで見やすい
ホラー映画は何作もみていますが、わかりやすいストーリーとCG無しの相性がこんなに良いとは思いませんでした。
嘘くささがない上に読解しやすいので、怖さが逆に気持ち良いです(笑)
ホラー好きの人には勿論おすすめですが、そうでない人にも是非視聴していただきたい隠れた名作ですね!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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