皆さんは、Netflix(ネットフリックス)で配信している「デビルクエスト」という映画をご存知ですか?
『ナショナル・トレジャー』や『ゲット・バック』などのニコラス・ケイジが、伝説の高級車強盗チームを描いた『60セカンズ』のドミニク・セナ監督と再びタッグを組んだ作品で、どちらかというとダークファンタジーな世界観で冒険や戦いを繰り広げるアドベンチャー映画となっております!
ニコラス・ケイジといえば、サスペンスやラブ・ロマンス、SFディザスター系など様々なジャンルに挑戦する俳優ですが、「デビルクエスト」では“ヨーロッパ中世の最強の騎士”を演じます!
そんな気になる今作の魅力をご紹介したいと思います。
「デビルクエスト」ってどんな映画?
舞台は、疫病が広まり人類が滅びる危機にもあるという14世紀のヨーロッパ。ニコラス演じる主人公にして十字軍の騎士ベイメンは、相棒のフェルソンとキリストの名のもとに激しい戦いの日々を送っていて、自分たちが殺した人の数で賭けをするほど“人を殺す”ことを楽しんでいました。
そんなベイメンは、いつ終わるのかも分からない長きに渡る戦いや残虐な人殺しに対して徐々に疲弊しいており、“自らが犯してしまったあること”をきっかけに、騎士団を脱走し信仰を捨てフェルソンと共に旅に出る決意をするのです。
メインストーリーは、魔女とされている謎の若い女性をベイメンたちが送り届けるところから始まるのですが、その旅先には不気味で恐ろしい出来事が待ち受けていたのです。
ニコラス・ケイジ扮する十字軍騎士ベイメン
魔女狩りやキリストの信仰がテーマにもなる今作の主人公のベイメンは、冒険心に富んで知性のある戦士でかつ信心深い男でもあるのですが、やがて人を殺すということに嫌気がさしてしまいます。
そんな彼は、スミルナの戦いで丸腰の若い女性を殺してしまい、それがきっかけとなって“自分の行動は神が求めていることではない”と、自らの行動を顧みるのです。
人を殺すことを楽しんでいたベイメンに起きる心の変化や、その旅先で待ち受ける出来事にも目が離せません!
ベイメンの同情から自ら移送することになった若い女性が、その旅先の道中で少しずつあらわにする“不気味な言動や本当の姿”。
そういったダークな要素があるところも大きな見どころです!
アドベンチャー要素と世界観がGOOD!
「デビルクエスト」は、ニコラス・ケイジをはじめその他キャストも豪華なかぶれが揃っておりますが、映画のストーリー的には好みが別れる作品でもあります。
しかし、ヨーロッパ中世を舞台に映し出されるダーク・ファンタジーな世界観やスリル溢れる戦いを堪能できるアドベンチャー要素を楽しみたいという方にはきっと満足していただける作品です!
主人公ベイメンの相棒フェルソンにも注目!
今作で共に旅に出るベイメンの相棒フェルソンを演じるのは主役から脇役、悪役までこなす個性派俳優ロン・パールマン。
ロン・パールマンといえば、やはり『ヘルボーイ』シリーズが代表的ですが、彼の長身と独特な風貌を生かしたヘルボーイ役は一番のハマり役でしたよね。
ハリポタ新章の『ファンタスティック・ビースト』で、意地の悪いゴブリンを演じていたのも実は特殊メイクやCGを施したロン・パールマンなのです!
そんな彼が今作で演じるキャラクターは、これほど頼もしい相棒はかつていただろうかと思ってしまうほどの勇ましさを持つ男。
また、悪魔と戦いながらベイメンに「今夜はお前のおごりだぜ」と余裕をかましてしまうほどのユーモアさもあります(笑)
悪役や怖いキャラクターのイメージが強いパールマンには珍しいキャラクターとなっているのも魅力です!
まとめ
Netflix(ネットフリックス)で配信中の「デビルクエスト」。
彼女の正体とは一体!?
ダークな世界観やアドベンチャーを堪能したいという方にはオススメの作品です!
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