80年代の大ヒット青春映画『セイ・エニシング』や、スティーヴン・キング原作ホラー『1408号室』、ローランド・エメリッヒ監督の超大作ディザスター『2012』など、17歳の頃から俳優としてのキャリアを積み重ねてきたジョン・キューザック。
ヒーロー役から悪役までどんな役もなぜかハマってしまう実力派俳優です。
俳優・映画監督の父親のDNAを受け継ぎ、姉を含めて兄弟全員が俳優として活躍していることも有名ですね!
今回は、そんな彼が出演するおすすめの映画5作品をご紹介したいと思います。
ジョン・キューザックの映画5選
「フローズン・グラウンド」
ジョン・キューザックと『ナショナル・トレジャー』のニコラス・ケイジが共演したサイコ・サスペンスで、12年間に24人もの女性を誘拐・監禁した、アメリカで実際に起きた猟奇殺人鬼事件を映画化した作品です!
知的な殺人鬼ボブをキューザック、犯人を追う警官ジャックをニコラスが熱演し、『ハイスクール・ミュージカル』や『スプリング・ブレイカーズ』の若手女優ヴァネッサ・ハジェンズが、殺人鬼から逃れた被害者を演じます。
1983年極寒の地アラスカを舞台となり、一見模範的な市民である殺人鬼とそんな彼を唯一疑う警官との駆け引きや頭脳戦がたまりません!
最初から犯人がわかっているので、その分劇中のスリルが尋常ではないです!
「セレンディピティ」
最近では悪役を演じることが多いキューザックが、『アンダー・ワールド』シリーズの美人女優ケイト・ベッキンセールと共演した甘いラブロマンス映画!
やはりキューザックは青春・恋愛映画が一番ハマります!(笑)
クリスマスを直前にしたニューヨークを舞台に、デパートで運命的に出会ったジョナサンとサラのロマンスが描かれます。
“セレンディピティ”は直訳すると、“思わぬものを偶然発見する”といった意味がありますが、本作に登場するカフェの名前(幸せの偶然)からのタイトルとなっています。
惹かれ合い“運命”を信じるサラがジョナサンにあることを提案し、数年後にジョナサンは別の人と婚約、サラは彼氏からプロポーズされるも、二人はお互いのことを忘れられずいて・・・というオシャレでロマンティックなラブストーリーになっており、二人の恋の行方に目が離せません!
皆さんにとって、一生忘れられない恋愛映画になること間違いなし!
「コレクター」
『フローズン・グラウンド』と同様にノンフィクション映画で、80年代にアメリカ中を震撼させた実在の猟奇殺人鬼ゲイリー・ハイドニック事件をモチーフにしたサイコ・スリラー映画!
キューザックが演じるのは、殺人鬼を長年追ってきた刑事。その相棒を『デクスター』で演じた主人公の妹役で一躍有名になったデボラ・モーガンが演じます。
劇中に明かされますが、殺人を繰り返す犯人の動機が人間とは思えないほど異常すぎて震え上がります!
予測不能なラストの展開や、じわじわと犯人にたどり着いていくストーリーも魅力的です!
「殺しのナンバー(スパイ・コード)」
ミスを犯し、人里離れた田舎町に左遷された、CIAのベテラン暗殺エージェントをキューザックが演じるスパイ・サスペンス・アクション!
暗号解読のスペシャリストであるキャサリンの護衛を任された主人公とテロリストとの攻防戦が描かれます。
キャサリン役には『ウォッチメン』でお馴染みのマリン・アッカーマン。
密室空間での重厚な肉弾戦やハイクオリティのアクションシーンは、見ていてテンションが上がってしまいます!
密室スリラー要素があるのも魅力です!
「ミッシング・デイ」
NETFLIXオリジナル作品『ザ・シューター』に主演するライアン・フィリップとの共演作であるアドベンチャー・スリラーです!
主人公夫婦が、養女にしたばかりの小さな娘と距離を縮めるために楽しく過ごしていると、さっきまでいたはずの娘が失踪。
数時間前に酒場で出会った、一見感じの良い男たちはとんだ詐欺集団だった!?
街の人々は失踪事件を誰も信じてくれない中、娘を想う夫婦VS誘拐犯との壮絶な闘いがスリリングにテンポよく描かれます!
本作でキューザックが演じる役はとにかく“嫌なヤツ”で、悪役っぷり、彼の狂気から溢れ出る緊迫感も凄まじいです!
また、町中の誰もがグルに思えてしまい、最後の最後までヒヤヒヤさせるストーリー展開や圧巻のラストシーンも魅力的で、終始息をつく暇がないほどです!
まとめ
これら5作品を見てみるだけでも、恋愛青春映画の主人公から悪役まで何でもハマリ役でこなしてしまうジョン・キューザックは、やはり凄腕の実力派俳優ですね!
ロマンス、アクション、サスペンスと様々なジャンルをピックアップしていましたので、皆さんのお気に入りの一品がきっと見つかるのではないかと思います!
コメント