Netflix(ネットフリックス)で配信中の『MOTHER マザー』は長澤まさみがヤバめの母親を演じたことで有名な、実話を元にしたサスペンスです。
母親が金欲しさに息子に殺人を指示するという内容で、かなりインパクトのある内容となっています。
そこで今回は『MOTHER マザー』のあらすじやみどころをネタバレ少なめにご紹介します。
『MOTHER マザー』のあらすじ
秋子(長澤まさみ)は、11歳の息子の周平と二人暮らしでした。
非常に貧乏で両親にお金を貸してほしいと頼みますが、縁を切られてしまいます。
そのうえ秋子は遼というホストと出会って、生活が更に荒んで行きます・・・。
周平は学校に通えず、そして秋子は遼の子供を妊娠して娘を出産します。
それから5年後、周平は16歳になっていましたが、生活は前よりきつく、ホームレス同然の生活に・・・。
秋子は働かず、遼の借金の肩代わりまでして、周平だけが働くようになります・・・。
「職場のお金を盗め!」など酷い命令ばかりをする秋子ですが、ついには「祖父母を殺して金を奪ってこい」と周平に言い放ちます。
もちろん周平は抵抗しますが、幼い妹を守るため、実行を決意して・・・というのが大体のあらすじです。
なんとも恐ろしくて悲しいストーリー。
長澤まさみ演じる秋子は最後まで酷い母親なのですが、周平は母親が嫌いというわけでもなく、家族を守るために凶行にはしってしまうという、なんとも切ない物語です。
実際の事件
この映画は2014年に起こった「川口父母殺害事件」と呼ばれた事件をモデルにしています。
当時ある場所で老夫婦の遺体が発見され、警察は少年を逮捕します。
少年はキャッシュカード欲しさに犯行に及んだとし、よくよく調べてみると、少年自身よりも少年の母親が酷い大人だという事が発覚します。
虐待はもちろん、この映画のとおり殺人も命令するなどしていたことがわかり、当時問題となりました。
ちなみに裁判の結果、母親は懲役4年半、少年は懲役15年と求刑されます。
現在の状況はわかりませんが、2014年から4年半後に釈放ですから、すでに母親は出所していることになります。。。
まとめ
ということで、『MOTHER マザー』をまとめると・・・
- 実際の事件を元にしたサスペンス
- 長澤まさみが恐ろしい母親を怪演
- 事件に登場した母親は、おそらくもう出所している
長澤まさみって可愛い役から妖艶な役から色々演じていますが、こんなヒール役も演じるのだと驚きました。
ちなみに彼氏役のホストは阿部サダヲが演じています。イケメンじゃないクズ感が妙にリアルで怖いです。。。
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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