やってまいりました。モンスターパニック映画のレビューです。
今回ご紹介するのは1999年に公開された映画、Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中である「U.M.A レイク・プレシッド」。
あやしいタイトル名に「くだらないB級映画じゃないの?」などと思いませんでしたか?(笑)
実は、キャストも豪華でスリリングなパニック劇も中々の作品なのです!
そんなモンスターパニック映画好きにはたまらない本作の魅力をご紹介したいと思います。
「U.M.Aレイク・プラシッド」ってどんな映画?
ある日、メイン州にあるプラシッド湖でダイビング中の男が謎の生物に胴体を真っ二つに食いちぎられるというおぞましい事件が発生するのですが、その正体を探るべく調査に乗り出すのが、古生物学者である主人公のケリー。
さらに、現地ニューヨークで調査を進める保安官のハンクや狩猟監視官のジャックたちも加わり、湖周辺の調査を開始します。
どこにでもいるようなワニだと思っていた彼女らがそこで目にしたのは、なんと異常に成長を遂げた超巨大なワニ。
そんなケリーたち人間と巨大動物との死闘をスリリングに描いたモンスターパニック映画です。
この映画の見どころとは?
本作の脚本を書き下ろしたのが、ドラマ『アリーmy love』で脚本・製作を務めたことでも知られるクリエイター、デヴィッド・E・ケリーということもあってか、スリリングなタッチだけでなく、ユーモアかつコミカルな場面も所々に散りばめられており、アリーのようなお茶目さが際立つ本作ヒロインにも注目です!
また、ケリーたちが実行する巨大ワニの捕獲作戦や、 まさにUMA(未確認生命物体)といえるほど巨大にそして凶暴に進化を遂げたワニのパニック劇は臨場感たっぷり!
“事件の発端となった驚愕の事実”や、馴染みのある俳優たちによる確かな演技力、「早く逃げて!」とつい言いたくなってしまうようなスリリングな描写も非常にリアルで楽しめました!
スター女優ブリジット・フォンダが主演に!
本作を視聴するにあたって恐ろしいワニの脅威よりも驚いたことは、ブリジット・フォンダがこのような映画に出演、さらには主演しているということです!
主人公マギーを演じた『アサシン 暗・殺・者』、マット・ディロンと共演したラブコメ『シングルス』、ジェット・リーとの共演作『キス・オブ・ザ・ドラゴン』など・・・
一度はスクリーンで彼女を目にしたことがあるという方は少なくないと思います。
当時『アリーmy love』の主演オファーを断ったほどのブリジット・フォンダが、巨大ワニによるパニック劇を見せてくれるなんて正直驚きでした。
おそらくTVドラマではなく、スクリーンの中で様々な役を演じたかったのではないかと・・・
また、SF映画『インデペンデンス・デイ』での演説シーンが今も心に残るホイットモア大統領役のビル・プルマンやベテラン俳優オリヴァー・プラットなどが出演していることも実は見どころです。
実は第4弾まで製作されているほどの人気!
1999年に公開された本作第1弾から、全4作品となる続編が製作されており、どの作品にも“豪華な俳優”が出演しているということも魅力なのです!
例えば、第4弾『レイク・プラシッド4:ファイナル・チャプター』の目玉は、『エルム街の悪魔』フレディ・クルーガー役でお馴染みのロバート・イングランド。
最終章にふさわしい豪華さです。
また、本作含め全シリーズを通して注目すべき人物である、ビッカーマン夫人(本作第1弾に登場)やその姉妹や甥っ子などの活躍も見どころ!
もちろんロバートが演じる役も、その血を引く人物の一人です。
これから続編シリーズの配信も期待できるNetflixは、本作第1弾を絶賛配信中です!
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