この記事を書いている夏の時期は、新しい仮面ライダーのデザインがお披露目になる頃です。
非常に斬新なデザインで賛否があった『仮面ライダーエグゼイド』に続き、発表された2017年後半からのライダーは『仮面ライダービルド』。
これまでの奇抜なデザインとは異なり、本来のライダーらしいデザインが話題となりました。
ビルドのデザインを見たライダーファンの多くはこう思ったことでしょう。
「なんとなくダブルに似たデザインだな……」
さて、今回ご紹介するNetflixで配信中のライダーは、『仮面ライダーW(ダブル)』です。
現在は超売れっ子俳優となったあの人の出世作としても名高いダブル。
その魅力を語っていきましょう!
『仮面ライダーW』ってどんなドラマ?
風の街「風都」で探偵業を営む左翔太郎は、相棒の天才児フィリップとともに、二人で一人の仮面ライダーW(ダブル)として難事件を解決する。
「平成仮面ライダー2期」とも呼ばれるシリーズの1作めで、当時は2人で1人のライダーという斬新な設定が話題となりました。
デザインも本来の仮面ライダーが持つバッタをイメージした原点回帰、まさに2期スタートにふさわしいライダー作品です。
意外と登場する芸能人が豪華なのも注目ポイント!
では、『仮面ライダーW』の魅力とはいったい何なのでしょうか?
『仮面ライダーW』は平成ライダー傑作のひとつ
以前、こちらのブログでは『仮面ライダークウガ』を仮面ライダーシリーズ最高傑作とご紹介しました。
『W』は、その『クウガ』と肩を並べる名作と言っても過言ではありません。
まずあるようでなかった「推理モノとライダー」という組み合わせがバッチリハマっています。
『W』は1エピソードにつき前編・後編と2回放送で組み立てられているのですが、謎解きパートとも言うべき前編が非常に面白いんです。
ライダーが出てこないのにまったく退屈を感じない。
本格的なサスペンスとまでは行かなくても、ちゃんと推理モノとして成立しているんですね。
しかも水戸黄門的な「ライダーが出てきて万事解決」でないところがまた良い。
ライダーのアクション以外でも楽しめるからこそ、『W』は傑作と呼ぶに相応しい作品なのです!
2人で1人のライダーの斬新さ
ウルトラマンには過去『ウルトラマンA』という2人で1人のウルトラマンがいましたが……
『W』はまさに2人で1人の仮面ライダー。
後にも先にも、こんな斬新な設定のライダーはいません。
しかもちゃんと人格が2つあるので、熱血でガンガン進む翔太郎と冷静でクールなフィリップの性格が程よくマッチしているところが良い。
2人で1人のライダーだからこそできる必殺技やアクションの見せ場もあるので、ぜひ注目して観てください。
”売れっ子”菅田将暉の出世作!
菅田将暉と言えば、いまや押しも押されもせぬ日本を代表する若手俳優です。
テレビドラマはもちろん、映画の主演も務めるようなり、いま大注目の俳優と言えるでしょう。
その菅田将暉の初々しい演技、はまり役のフィリップがサイコで最高!
当時15歳でよくここまでの演技とキャラ作りができたと感心するばかり。
ライダー出身の俳優がいまも活躍していると、とても嬉しい気持ちがするものなのです(笑)
まとめ
10月からはじまる『仮面ライダービルド』にも期待したいところですが、やっぱり名作として押したいのは『W』です。
平成ライダーシリーズの傑作はぜひNetfllixで!
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