映画「ハート・ロッカー」は監督が史上初の〇〇した物凄い作品だった!

今から約7年前の、第82回アカデミー賞では、世界興行収入1位を誇り世界中で最も劇場に足を運ばれた映画「アバター」と、炎天下の過酷な撮影環境にありながら製作した素晴らしい作品だと騒がれていた今作「ハート・ロッカー」が、どちらが多くの賞を受賞するのかと話題になっていたのを思い出します。

「ゼロダークサーティ」や「K-21」の監督を務めているキャスリン・ビグロー監督は、この映画によって世界中の有名な監督たちに名を連ねたというほど凄い作品なのです。

Netflix(ネットフリックス)でも絶賛配信中のこの「ハート・ロッカー」には、果たしてどんな魅力や凄さがあるのでしょうか?

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「ハート・ロッカー」ってどんな映画?

爆弾物処理班たちの凄まじい世界観を描いた映画なのですが、ストーリーとしては、爆弾処理班のブラボー隊が任務遂行中に、爆弾が突如爆発してしまい、殉職した仲間の代わりに、新たなリーダーとして、ジェレミー・レナー演じる主人公のウィリアム・ジェームズがチームに着任するというところからスタートします。

主人公たちは、爆発物処理が当然主な任務となるのですが、そのほかにもライフルを用いた激しい銃撃戦もしっかり描かれています。

任務遂行にあたって、命知らずの主人公ジェームズの異常とも言えるほど勇敢な行動と爆発物との死闘をリアルに描いた大迫力の映画です。

過酷な撮影環境で撮った迫力の映像

監督の撮影テクニックや使用した16mmカメラによって、画面に手ブレ効果が施されており、ジェームズが仲間たちと任務遂行する、いつ爆発するかわからない爆弾解除の様子や激しい銃撃戦が、非常にスリリングで臨場感のある映像で伝わり、その現場に自分もいるのではないかと手に汗握り、思わず見入ってしまうほどです!

また、映像だけでなく、主人公を中心として描いた人間ドラマも、この映画の大きな見どころなのです。

主人公ジェームズのキャラクター

ジェームズは、怖いもの知らずで、挑発的に爆弾処理に挑み、爆弾処理自体を楽しんでいるかのようにも見えてしますほどジャンキーなキャラクターなのです。

自己中で自信過剰な性格によって周りからは、少し距離を置かれてしまっているのですが、彼の爆弾処理における才能は、実にプロフェッショナルで、その勇敢な姿は思わず惚れてしまいます。

女性監督として史上初の快挙!

実は、「ハート・ロッカー」を手掛けたキャスリン・ビグロー監督は、女性監督として史上初のアカデミー賞受賞監督なのです!

さすがは、「タイタニック」や「アバター」を手掛けたジェームズ・キャメロン監督の元妻でもある彼女は、当時授賞式でも元夫婦対決、キャメロン監督に劣らぬほどの才能を持っていると、大きな話題にもなりました。

今作では、監督にとって最も名誉のある賞である、『アカデミー賞最優秀作品賞』を受賞しており、世界中で大きな評価を得ています。

また今作は、アバター」に並ぶアカデミー賞9部門に“ノミネート”し、『作品賞』、『脚本賞』、『編集賞』、『録音賞』、『音響編集賞』の6部門を“受賞”。

受賞部門では「アバター」に圧勝していた映画なのです!

まとめ

文句なしの迫力と、命をかけた男たちの姿を臨場感溢れる映像をここまでリアルに堪能できるのは、「ハート・ロッカー」だけと言っても過言ではありません。

そして、ジャンキーで怖いもの知らずなジェームズが、あることをきっかけに、“ハートロッカー(極限状態)”に直面することによって、彼の心の中に起こる変化にも注目して頂きたいです!

命を懸けて任務遂行し、愛する家族が待っているところへ必ず帰らなければならない、熱い人間ドラマでもあります。

Netflix(ネットフリックス)でも絶賛配信中です。皆さんも、受賞数も面白さも決してアバターに負けてないこの映画を、ぜひお楽しみください。

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