その人間関係の複雑さがストーリーの面白さを際立たせている『ハウスオブカード 野望の階段(原題:”House of Cards”)』。
個性的な登場人物が次々と出てきて、時々、「あれ?この人は誰の誰だったっけ?」と人間関係がわからなくなるのもまた事実です。
そこで今回は、登場人物の人物紹介をざっくりとご紹介します!
なお、ストーリーがある程度進んでから登場する人物は、ネタばれの元になるため、ここでは紹介を控えました。あらかじめご了承くださいませ。
【主要人物】
◆フランシス・アンダーウッド(ケヴィン・スペイシー)
主人公。ふだんはフランクと呼ばれている。サウスカロライナ州出身の下院議員。アメリカ民主党の下院多数党院内の幹事を務める。権力を手に入れられるのであれば、手段を選ばない、淡で計算高い性格。ウォーカー大統領を長く応援し、彼が大統領になった際には国務長官に指名すると約束されていたが、あっさり裏切られることに。この悔しさから復讐のため、壮絶な陰謀を企てては人を操作していく。
妻のクレアと2人暮らし。センチネル軍事大学を卒業。趣味は、自宅地下室に置いてある「ボート漕ぎマシン」で汗を流すこと。好物は「レストランフレディ」のバーベキュー肉。
フランクの妻。NPO法人クリーンウォーター(CWI)の代表。夫と同様、目的達成のためには、簡単に人を裏切ることも。強い出世願望を持つ。
趣味はジョギングで、体型維持に努める。そのせいもあってか、太り始めたフランクを冷めた目で見ている。
◆ゾーイ・バーンズ(ケイト・マーラ)
大手新聞社「ワシントン・ヘラルド」で入社して1年経ったばかりの新人記者。下積み生活の仕事にうんざりした毎日が、フランクとの出会いで生活が一変することに。フランクからリークしてもらったを秘密のニュースソースとし、スクープを連発。次第に会社社長からも気に入られ、テレビ出演の機会も増えるなど、瞬く間に有名記者へと変貌を遂げていく。かなりの野心家で頭脳明晰。フランクから利用されていることも知ったうえで、客観的に事態を分析している。
◆ダグラス・スタンパー(マイケル・ケリー)
フランクの議員スタッフで忠誠心がとても強い人物。ルッソが起こした問題から、売春婦のレイチェルを保護しますが、次第に好意を抱き始める・・・。
【政治家】
◆ピーター・ルッソ(コリー・ストール)
ペンシルバニア州出身の下院議員。アルコールやドラッグ使用、売春など問題が多く、自身で政治生命を脅かす事件を起こしてしまう。そこにフランクが目をつけ、フランクに腹心を誓う代わりに、ルッソは事件をもみ消してもらうことに。部下で秘書をしているクリスティーナとは男女関係にあり、オフィスラブを満喫している。
◆ギャレット・ウォーカー(ミシェル・ギル)
第45代アメリカ合衆国大統領。大統領選ではフランクを利用し、大量の票を集めたが、初めからフランクを仲間に入れる気はなかった。
◆リンダ・バスケス(サキナ・ジャフリー)
アメリカ合衆国大統領首席補佐官として、ホワイトハウスの職員たちを束ねるやり手。フランクはことあるごとにリンダをやり込めることに手を焼くが、すぐに攻略法を見つけ、思いのままにしていく・・・。
【政治家のスタッフ・周辺の人物】
◆クリスティーナ・ギャラガー(クリステン・コノリー)
ルッソ議員のスタッフだが、男女関係も・・・。キャリア志向が高くルッソとともに過ごしたい気持ちではいたものの、後に下院議長の政務担当補佐官の誘いを受け、さらなる高みを目指していく・・・。
◆レミー・ダントン(マハーシャラルハズバズ・アリ)
優秀なロビイスト。サンコープ企業の担当者として、つねに政界の動きと人物を冷静に見ている。
◆エドワード・ミーチャム(ネイサン・ダロウ)
ひょんなことからフランクのボディガードを務めることになった、合衆国議会警察の警察官。「職務を全うする」とは彼のような仕事ぶりをさすほど、律儀で真面目に働いている。
個性的なサブキャラにも注目!
ここまで、番組を見ていくうえで欠かせない人物をご紹介してきました。
主要人物として取り上げたいけれども、見合わせた人物もまだまだたくさん!
最後に、気になる引き締め役のサブキャラをひとりだけピックアップしますね。
◆フレディ・ヘイズ(レグ・E・キャシー)
フランクお気に入りのバーベキューレストランの店長。フランクからは高額のチップをもらっているため、営業時間外でも特別に対応している。
“I feel hungry” が口癖でお肉が大好きな主人公フランクを支える重要人物。朝も昼も夜も、いつでも食べられる(ようにお願いしている)バーベキュー肉と店長は、フランクには欠かせない存在。
これから番組を視聴されるとき、視聴していて混乱してきたとき、ぜひこちらの人物一覧を参考にしてくださいね!
コメント
ピータールッソの画像、スタンパーになってませんか?
ご指摘ありがとうございました。ピーター・ルッソの画像を訂正いたしました。