「二度もぶった。親父にもぶたれた事ないのに!」
「坊やだからさ」
「殴られもせずに一人前になった奴がどこにいるものか!」
ファンじゃなくても誰もが知っている?名言の数々。
今回ご紹介する作品は、ロボットアニメの金字塔『機動戦士ガンダム』です。
今やビジネス書や自己啓発本にも題材として取り上げられる名作!
Netflix(ネットフリックス)で配信中だぞ?(見逃すなんて)何やってんの!
『機動戦士ガンダム』ってどんなアニメ?
『機動戦士ガンダム』(以下、ファースト)を今さら説明する必要もないと思いますが、ざっくり言うと…
スペースコロニーへの宇宙移民が始まって半世紀あまりが過ぎた未来世界。
地球連邦軍とジオン公国の戦争が激化する中で、主人公アムロは父親が開発した人型決戦兵器”モビルスーツ”ガンダムに搭乗し、戦いに参加することになる。
連邦軍の新造艦ホワイトベースの仲間たちや、ジオン軍のシャア・アズナブル、ララァ・スンとの出会いや戦いを通じて、アムロが大人へと成長していく物語を描く。
ファーストの楽しみ方は本当に十人十色。人それぞれいろんな見方ができます。
ロボットアニメとして、群像劇として、名言製造機として…キャラ萌えするのもロボ萌えするのも、なんでもアリ。
この記事では、見方の中の一つである「戦争もの」としての魅力を語っていきます。
なぜ『ガンダム』は30年以上もの間、支持されているのか?
勧善懲悪ではないから面白い
ファースト以前のロボットアニメといえば、勧善懲悪が基本でした。
善が悪を倒すという単純な構造。
一方でファーストでは、地球連邦軍=善、ジオン公国=悪という単純な二元論ではありません。連邦軍にも人の命を駒としか思わないような冷酷な政治家がいれば、ジオン公国には故郷の家族を思い、仲間のために死んでいく軍人もいる。
リアルな戦争も同じですよね。だれが悪で、だれが善かなんて、見方を変えれば立場も変わります。
だからこそ、ロボットアニメというSFで戦争を描いた『ガンダム』は面白いんです。
ほどよいミリタリー色が魅力的!
ファーストに欠かせない要素といえばミリタリー要素もそのひとつです。
筆者とくにこのミリタリー要素にどっぷりハマリしました。
ゴリゴリにミリタリー色を押し出したガンダム作品もありますが、ファーストはガンダム初心者にはちょうどいいミリタリー感。
たとえばジオン軍の主力モビルスーツ「ザク」はその代表みたいなもの。
生産性だったり、コストパフォーマンスだったり、デザインだったり…
本編を観ていくと、ただの雑魚敵ではなくて、本当に考え抜かれたモビルスーツだということがわかります。
アニメを観た後にそこからネットで調べたり関係書籍を読んだりすると、さらにドハマリすること間違い無し!
ファーストは「アニメ面白かった~」で終わりではなく、観た人のその先の生活をも豊かにするからすごいんです!
まとめ
ここまで紹介したのに、まだ観ないっていうんですか?
Netflixで全話見放題だと言うのに?
「それでも男ですか!軟弱もの!!」
男性であろうが女性であろうが、ぜひ未見の方は観てほしい『ガンダム』。
「オタクが観るもの」と敬遠するのは本当にもったいないですよ!!
コメント