通勤や通学の移動中に電車やバスの中での暇つぶしのために、Netflix を iPhoneやAndroidなどのスマホで見たいという時もあると思います。
そのときに、気になるのはパケット通信量ですよね。3大キャリアの一般t系な契約では一ヶ月7GB程度が通信量の上限となっていて、それを超えると極端に通信速度が落ちてしまうので、気をつける必要があります。
また、格安スマホのように、通信量の上限が2〜3GB程度となっている場合は、さらに気をつける必要があります。
オフィシャルな説明によると1時間で1GBの通信量
Netlix のヘルプセンターにてデータ使用量の設定方法の説明では、標準的な解像度のビデオでは1回のストリーミングで1時間あたりに1GB、HDの場合は最大で3GBの通信量となっています。
Netlixでは、デフォルトで視聴デバイスや回線の状況に応じて利用可能な最高画質を提供するように設定されています。(アカウント情報から指定することも可)
そこで、Netflix をスマホで見たときにどの程度の通信量になるのか、iPhone 5s を使って検証してみました。(画面サイズが違う場合や Android スマホの場合は若干異なる可能性もあるので目安と考えてください)
下準備として、通信量を図るために統計量をリセットします。
デアデビルの第3話をスマホ(iPhone)の 4G LTE回線で視聴
デアデビルの1話分はおよそ50分程度です。今回は第3話(52分43秒)をスマホで見てみます。
では視聴を始めましょう。
一番最初のタイトルロゴについては特に問題ないですね。
次にやや複雑な映像 (ここでは MARVELのロゴ)は、ビットレートの関係かもしれませんが、画面が少し崩れます。おそらくですが、Netflix アプリがどの程度の回線速度(帯域)があるかを測定する際に、低いビットレートから始めて徐々にビットレートを上げて、使用するデバイスの画面サイズと回線速度から、最適なビットレートを決定しているのだと思います。
ひとたびビットレートが決定されれば、あとはスマホで見る分には十分な画質となりました。
通信量からビットレートを計算してみる
さて、1話分をまるっと見た後の統計情報は次の通りです。
約53分で472MBの通信量となっていますので、ざっくり計算すると以下のようになります。
ビットレートはスマホの種類や映像の種類(実写、アニメなど)によっても異なると思いますので、あくまでも目安と思って下さい。
通信量の計算方法ですが、ビットレートが 1.2Mbps なら 10分あたりの通信量は次のように計算できます。
4G LTE回線を用いた視聴はデータ通信量に注意
もちろん、通信量はデバイスや回線状況によって異なると思います。
今回の検証では、スマホで観るときの通信量の目安として、10分間で 90MB (0.09GB) 程度だということが分かりました。
もちろん、タブレットのように画面サイズが大きいデバイスだと、もう少しデータ通信量は多くなると思われます。
いずれにせよ、4G LTE回線で視聴する場合は通信量に気をつける必要があるようです。Wi-Fi スポットやモバイルWi-Fiを使うようにして、モバイル回線を極力使わないようにした方が良いでしょう。
本ブログの主宰者で管理人。Netflix が日本に進出する前から非公認ファンブログとして(勝手に) Netflix を応援してます(笑) Netflix はもちろん大好きですが、目的に応じて複数のSVODサービスを使い分けしています。(使い分けのコツはこちら)目下の悩みは、みたい作品がありすぎること!
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