Netflix(ネットフリックス)で配信中の『チャイルド・プレイ』(2019)は、1988年から続く人気ホラー映画チャイルドプレイシリーズの1作目をリブートした作品です。
そのため、これまでチャイルド・プレイを見ていなかった人でもすぐに楽しめる作品となっており、これから続編が登場するかもしれません!
そこで今回は『チャイルド・プレイ』のあらすじや見どころをネタバレ少なめにご紹介します。
『チャイルド・プレイ』のあらすじ
カスラン社は、AI搭載型の人形ロボットを発売する大企業。同社の人形にはネットワーク機能だけでなく、学習機能まで備わっており、かなりハイテクな製品となっています。
ある時、下請け会社内で働く社員が上司にパワハラを受けた腹いせに、人形ロボットのセーフティ機能を無効化して出荷させてしまいます。
ところ変わってアメリカ、バークレー一家の一人息子アンディは補聴器を必要とする障害者で、引っ越してきたばかりのせいか友達がいないし、彼もあまり作ろうとしません。
そんなアンディのために母親のカレンは、最近返品の多いカスラン社の人形ロボットを上司にお願いして強引に貰い受け、アンディの誕生日にプレゼントします。
アンディをバディ(相棒)と認識した人形ロボットは、自らチャッキーを名乗り、アンディに「最後まで君が親友」と語ります。
母親の彼氏、シェインはアンディをこっそり虐めている節があり、アンディはいつも傷ついていました。その光景をチャッキーは認識します。
さらにアンディがホラー映画をみて楽しんでいると、これがアンディを喜ばせる手段かとチャッキーが覚えてしまいます。
そしてある日、アンディが「あんなヤツ大嫌いだ!消えちまえ!」と言ってしまい、チャッキーはその願いを叶えるべく…というのが大体のあらすじです。
ハイテクAIロボットのチャッキーがアンディの敵と認識する相手をガンガン痛めつけていくホラー作品であり、痛快なような恐ろしいような・・・そんな映画になっています。
原作(1988)との違い
1988年に公開されたチャイルドプレイを現代版としてリブートした本作は原作と設定の異なるところがあります。
まず原作では、連続殺人鬼のチャールズが呪術によって人形に乗り移るという設定でしたが、本作ではAI機能を搭載した人形ロボットという事になっています。
この大幅な変更を加えた新シリーズに創始者のドン・マンシーニは反対しているようですが、彼自身も新しいTVドラマシリーズを企画していると発表しているので、視聴者としては・・・どちらも楽しんでしまいましょう(笑)
AIロボ版チャッキーは設定には妙な説得力があり、新しい感覚で楽しめます!!
『チャイルド・プレイ』まとめ
ということで、『チャイルド・プレイ』(2019)をまとめると・・・
- チャイルドプレイ1作目のリブート作品
- 呪いの人形から暴走したAI人形へと設定が変わっている
- 相手をガンガン痛めつけていくホラー作品
賛否両論あるかもしれませんが、リブート作品のチャイルドプレイも非常に良く出来ていると思います。
制作は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のデヴィッド・カッツェンバーグ&セス・グレアム=スミスなのでかなり安心の出来!
一方で原作者のドンも本作とは別軸で新作を撮ろうとしているようなので、まだまだチャイルドプレイシリーズは盛り上がりそうですね!!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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