Netflixで配信中の映画「ドッグ・イート・ドッグ」はニコラス・ケイジが主演するハードボイルドな作品なんですが、
あまり日本で広告されていなかったので知らない人も多いかと思いますが、それもそのはず。
かなりバイオレンス度がキツめ(!)なので、ハードボイルド好きでないと楽しめないと言っても過言ではない内容なのです!
そこで今回はこのドッグ・イート・ドッグのレビュー(あらすじやみどころ)をご紹介したいと思います。
ドッグ・イート・ドッグのあらすじ
主人公は出所したばかりのトロイ(演:ニコラス・ケイジ)。
先に出所していたマッド・ドッグ(演:ウィレム・デフォー)とディーゼル(演:クリストファー・マシュー・クック)と合流し、早速悪事を働いて金を稼ぎます。
そんな3人の元に巡ってきた激ヤバな案件。それは「借金を返さないやつの赤ん坊を誘拐して脅す」というもの。報酬は一人250000ドル。(約3000万円)
この仕事を請け負うことをきめた3人ですが、色々うまくいかなかったりしてバンバン人を殺すし、殺されます。
このあたりがタイトルの「ドッグ・イート・ドッグ」にかかっていて、犬が犬を食らう…つまり、殺したやつが殺され、その殺したやつがまた殺され…みたいな感じで、殺戮が連鎖します。
正直言ってスカッとするタイプの映画ではなく、少し陰鬱でハードなクライムサスペンスといった風合いなので、暴力的な犯罪映画をニヒヒッとみたい人におすすめです。
みどころ:主演と助演の渋い演技が熱い!
ニコラス・ケイジといえばナショナル・トレジャーやコン・エアーなど一般向けの映画でも多くのヒットを飛ばしていますが、今作のドッグ・イート・ドッグに限らず、スネーク・アイズやパンコック・デンジャラスなど激しめのクライムサスペンスにも好んで出演する俳優さんです。
今作もさすがニコラス・ケイジといった印象で、「結局はキラキラなハリウッドスター演技するんでしょ」みたいな感じが一切しない、深めのダーティさが光ります。(笑)
そして助演するのがマッド・ドッグ役のウィレム・デフォー。出世作のプラトーンを始め、イングリッシュ・ペイシェントやスパイダーマンでも活躍した名優です。ちょっと濃い目の悪人面(?)な方ですが、演技派俳優さんなのでドッグ・イート・ドッグでも良い味だしてました!
まとめ
ということで、「ドッグ・イート・ドッグ」をまとめると・・・
- ニコラス・ケイジ主演のハードボイルドなクライムサスペンス
- 救いのないダーティな映画でバイオレンス度は超高め
- 助演のウィレム・デフォーも渋い演技で好印象
正直言ってこの映画は一般的には評価が低いと思います。その理由は激しい転換のないキツめのクライムサスペンスだからです。
でももしあなたがバンバン殺し合う超ダーティなバイオレンス映画がお好みなら(汗)、むしろ本作品は超オススメ!
1つ1つの死が重く描かれているので、魂にドスンとくるアウトサイドな映画です。
映画館でみるとしたら勇気のいる内容ですが、Netflix なら気軽に見れるので、ためしにチョロ見するのもありではないでしょうか?
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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