2月のNetflixオリジナル作品といえば、SF超大作『オルタード・カーボン』や人気ベテラン俳優主演『フランケンシュタイン・クロニクル』など、大ヒット間違いなしの作品が数多く配信されましたが、3月には今注目のSFホラードラマ『ゴースト・ウォーズ』が配信スタート!
またしてもドハマリ確定なドラマがやってきた!?
今回は、そんな本作の魅力をご紹介したいと思います。
「ゴースト・ウォーズ」ってどんなドラマ?
舞台となるのは、森林に囲まれたアラスカの港町ポート・ムーア。
ある日、地震の発生やバスの転落事故が起きたことで多くの死人がでてしまい、それからポート・ムーアでは、数々の怪奇現象・超自然現象が頻発するようになります。
さらにはゴースト(死人の亡霊)たちによる町の被害が拡大していくことに。
そんな中、町一番の変わり者として住人たちに嫌われていた、霊感の強い青年ローマン・マーサには不思議な能力が備わっており、彼こそが町を救える唯一の存在だった…というのが本作あらすじです。
SF色のある超常現象ホラー!
ホラーといっても『エクソシスト』のようなガチガチの悪魔・幽霊系ホラーではなく、超常現象ホラー寄りといった印象で、ホラー要素が比較的控えめでありながらホラーの雰囲気はしっかりと掴んでいる、そんな作品と言えるのではないでしょうか。(もちろんエピソードによってはゾクッとする描写やスプラッター描写も含まれています)
劇中に登場する“ゴースト”も、ジャパニーズホラーのような恐ろしい外見というよりも、程よくヒヤヒヤ・ドキドキするようなタッチになっています。
また、電気を使った“テスラコイル銃”が出てきたりと、『ゴーストバスターズ』を彷彿とさせるシーンも盛り込まれているので、SF好きやSFホラー好きの方にもご覧になっていただきたいです!
もう一つの面白要素は、外の町と繋がる大きな橋が分裂したことで、”外部との連絡や交通手段が絶ってしまう”のですが、そんな孤立無援状態で繰り広げる緊迫感のあるドラマも魅力です!
主人公フォーカスではないので町の住人にも注目!
超常現象系ホラードラマといえば、真っ先に『スーパー・ナチュラル』シリーズが浮かび上がりますが、そこではほとんど主人公兄弟にスポットが当てられており、大きなストーリーが進行していきながら、兄弟2人の成長や挫折や友情が描かれています。
しかし本作では、主人公のローマンにスポットを当てているというよりは、町の住人であるメインキャラクター1人1人に焦点を当てたものが多い印象でした。『ウォーキング・デッド』などもそういった手法ですね!
その分、幅広いキャラクターに感情移入する事ができるので、それぞれに隠された秘密が明かされていったり、細かい視点からの人間ドラマを堪能できたりと…観ていて飽きない構成になっていることも魅力の一つです!
ショーランナー&パイロット版監督は名プロデューサー!
本作のショーランナー(製作責任者)は、Netflixオリジナルシリーズでもある人気TVドラマ『ヴァン・ヘルシング』で製作総指揮を務めたサイモン・バリー。
さらには初回パイロット版のメガホンを取ったのは、『CSI』シリーズや『メンタリスト』『ヴァンパイア・ダイアリーズ』といったヒット作を手掛けてきたデヴィッド・フォン・アンケン。
そんなベテラン2人が手掛けた本作は、海外ドラマ好きの方なら一見の価値があると言えるでしょう!
また、本作で主演に抜擢されたのは、人気シチュエーション・コメディTVドラマ『ヴィクトリアス』や『アイ・カーリー/iCarly』にレギュラー出演していた、カナダの若手俳優アヴァン・ジョーギア。
演技力も文句なしで容姿も整っている彼は、これから先TV界でブレイク間違いなしですね!
まとめ
1話約40分ほどで非常に観やすく、最近のNetflixドラマでは6話〜10話ほどの短編が多い中、本作は1シーズン13話構成と容量にもボリュームがあるので、ストーリーの進展や変化をじっくりお楽しみいただけるかと思います!
ホラージャンルの作品ですが、『スーパー・ナチュラル』や『ゴーストバスターズ』のようなSFオカルト要素もあるので、ホラーが苦手な方にもおすすめです。
また、主人公には“霊が見える”能力や霊を追い払う力だけでなく、そのほかに備わっている特殊能力が少しずつ明かされていくことにも注目です!
Netflixで『ゴースト・ウォーズ』シーズン1を絶賛配信中。
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