なぜNetflixはオリジナルコンテンツを作るのか?

Netflixの魅力のひとつとして、オリジナルコンテンツを視聴できることがあげられます。その質の高さは、テレビ業界のアカデミー賞ともいわれるエミー賞を『ハウスオブカード 野望の階段』で、監督賞ほか3部門受賞するなど、業界を揺らがしたことで知られています。

それでは、なぜ、配信会社のNetflixが番組製作まで参入するようになったのでしょうか。

 

自社でオリジナルコンテンツを作る思惑は?

Netflixに限らず、番組を放映するには、コンテンツを所有する会社に対し、版権料を支払う必要があります。しかしながら、版権料は年々高騰していくばかりで、それはNetflixにとっても悩みの種でした。

そこで、Netflixは自社で番組製作をすることにより、版権料を払わずに済み、さらに第三者へ版権を売ることができるようにしたのです。
これで業界内のビジネスモデルが大きく変わろうとしています。

視聴者の獲得と流出を防ぐため

アナリストのマシュー・ボール氏によると、「Netflixがオリジナルコンテンツを製作したのは、新規顧客の獲得という点での成功が、ウォールストリートのアナリストたちからも評価されている」と、分析しています。

魅力的なオリジナルコンテンツをNetflixで必ず観られるという保障があれば、ユーザーはどんどん増えていく一方ですよね。しかも、テレビの前に釘づけにならなくても、いつでもどこでも、たくさんのおもしろい番組が観られるならユーザーの満足も得られるでしょう。

Netflixと関わることで、俳優にもメリットが!

『アレステッド・ディベロプメント』のキャストであるKohan,Roth.Jansenは、特に「製作において自由にさせてくれた」ことに興奮を覚えたと話しています。

人を怖がらせたり、彼のファンがして欲しいことをしたりすることは、一般的なテレビ局ではさせてくれないこと。それをNetflixは、自由に番組づくりに取り入れてくれたそうです。

これは、才能があるのに機会に恵まれていない製作者にとっても願ったり叶ったり。誰にもコントロールされずに、どんどん意見を出し合っていく番組づくり。とっても楽しそうですよね。

「豪華キャストや監督がNetflixで番組を作りたい!」と思わせることは、Netflixにとっても視聴者にとってもメリットがありそうです。

(参考)The future of Netflix isn’t just streaming — it’s original programming

『ハウスオブカード 野望の階段』トレーラー

 
 

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