『機動戦士Zガンダム』は、大人になるとまた違った楽しみ方ができる名作アニメである

昭和から平成にかけて、数多くの名作を生んできたガンダムシリーズ。

なかでも第1作『機動戦士ガンダム』と並んで、ファンから高い支持を受ける作品があります。

それが今回ご紹介する、Netflix(ネットフリックス)で配信中の『機動戦士Zガンダム』です。

筆者は「Z」をだいぶ大人になってから全話鑑賞しましたが…

メカニックの方はめちゃめちゃカッコよくなってるのに、ストーリー展開はシリーズ屈指の鬱アニメ(笑)

「子供の頃にマトモに観てたら、むしろ歪んだ大人になっていたのでは?」とまで思わせる、シリーズ屈指の問題作、『機動戦士Zガンダム』の魅力とは?

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『機動戦士Zガンダム』ってどんなアニメ?

宇宙世紀0087。

元ジオン軍のシャア・アズナブルはクワトロ・バジーナと名を変えていた。クワトロは新型機リック・ディアスを駆り、ガンダムの後継機が極秘裏に開発されている連邦軍のサイド7への潜入を試みる。

そのころ、サイド7に住む少年カミーユは1年戦争の英雄であるブライト・ノアに会うため、宇宙港を訪れていた。

クワトロの潜入を察知した連邦軍は、迎撃のためモビルスーツで応戦する。一方のカミーユは混乱に乗じて、連邦の最新鋭機ガンダムMk-IIに乗り込むのであった。

前作よりシャープになったモビルスーツたち

以前に、『機動戦士ガンダム』のレビューを書きました。

「ファースト」をご覧になった方ならおわかりのように、前作から5年の時を経て放送された「Z」はモビルスーツのデザインが大幅に変わっています。

機体デザイナーが変わったということもありますが、よりシャープでスタイリッシュになったデザインは、30年以上経った今でも新鮮でカッコイイですよね。

しかも前作以上に登場するモビルスーツが増え、メカニックの要素ひとつとっても毎回ワクワクすること間違いなしです!

「Z」は政治劇を描いたアニメである

前作の「ファースト」に比べて、「Z」はより政治的な要素が強調して描かれます。

「ファースト」ではシャア・アズナブルとして敵側にいたクワトロ・バジーナが、「Z」ではカミーユたちエゥーゴの仲間として戦います。

この設定一つとっても、「Z」が前作から大きく設定が変わったことがわかるでしょう。

エゥーゴ自体が「反地球連邦組織」なのですから、前作でガンダムやホワイトベースが属していた地球連邦軍が、「Z」では敵となっているのです。

さらに、Zガンダムという最強のモビルスーツのパイロットで、史上最強のニュータイプであるカミーユは、いわばエゥーゴ側の強力な兵器でもあるのです。

このあたりの変遷は情報を追っていくと、非常にマニアックになっていくので割愛しますが…

「政争に巻き込まれる子供たちの悲劇」という視点で「Z」を観ると、これまた一味違ったアニメとなるでしょう。

まとめ

最近では『スーパーロボット大戦』シリーズや『ガンダムバーサス』シリーズなど、ゲームから『機動戦士Zガンダム』を知った方も多いでしょう。

「おっ!Zガンダムかっこいいな!よしアニメも観てみよう…」となった方、しっかりと心の準備をしてからNetflixの配信をお楽しみください(笑)

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