世界中でメガヒットとなった映画「ハリー・ポッター」シリーズで主人公ハリーを演じて名を馳せ、ティーンで最も稼いだ俳優でもあるダニエル・ラドクリフを知らない人はいないでしょう。
そんなラドクリフが、2011年に最終章である「ハリー・ポッター年の秘宝PART2」の撮影を終え「ハリー・ポッター」を卒業し、彼が翌年に、“数ある作品オファー”の中から選び抜いた作品が、「ウーマン・イン・ブラック亡霊の館」なのです!
Netflix(ネットフリックス)で絶賛配信中の「ウーマン・イン・ブラック亡霊の館」は、有名小説を基に「キック・アス」や「X-MEN」シリーズの脚本家が着色したホラー映画であり、卒業したばかりである彼の“ハリー・ポッター”というイメージを一瞬で打ち破った作品でもあります。
そんなラドクリフが絶賛した今作の魅力をご紹介したいと思います。
ホラー好き必見!異常な怖さはジャパニーズ・ホラー並!
私も大のホラー好きということもあり、昔から邦画・洋画問わずに数々のホラー映画を観てきました。
海外ホラー作品といえば、「テキサス・チェーンソー」「13日の金曜日」「スクリーム」などのような、“シリアルキラー系”ホラー。
「SAW(ソウ)」「ファイナル・デッド・コースター」シリーズ、「キューブ」などのような“スプラッター(血しぶきなどの描写が多いグロテスク系)”ホラー。
「オーメン」「パラノーマル・アクティビティ」などのような、“ゴシックホラー”などのジャンルがあります。
今作は、殺人鬼系でもスプラッター系でもなく、舞台となる屋敷に住み着く怨霊による恐怖を描いたゴシックホラー。
心臓がバクバクしてしまうほどギョッとさせる描写やゾクッとさせる描写は、まさにジャパニーズ・ホラーでよく描かれる「呪怨」や「リング」などの怖さに近いのではなかと思います。
ラドクリフが次回作に選んだ話題の作品というだけでなく、怖さの面でも文句なしの一押しホラー映画なのです!
「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」ってどんな映画?
舞台は19世紀末のロンドン。ラドクリフ演じる主人公のアーサーは、幼い一人息子を持つ弁護士。
しかし、4年前に息子を出産すると同時に亡くなった最愛の妻との別れを引きずっており、家賃の滞納に加え、仕事には身が入らず成績も上がらない状態でした。
ある日、上司から解雇を取り止める代わりに、街外れの田舎町にある「イールマーシュの館」で、故アリス・ドラブロウ夫人の遺言書を探すように命じられるのです。
そんなアーサーが出張先で調査を進める館には、地元の子供たちの命を奪い続ける“邪悪な霊”が住み着いていたのです。
次々に起こる不可解な現象に悩まされ、大切な息子がいるアーサーは、一体どうなってしまうのでしょうか・・・
主演ダニエル・ラドクリフの熱演も魅力!
かつては、ホグワーツの偉大な魔法使いとして、様々な困難を乗り越え、悪に立ち向かってきたラドクリフ。
今作では、魔法も彼を支える仲間の助けもないのです。
そんな中で、妻を失ったことにより孤独や喪失の痛みを抱え悲壮感に満ちている主人公を、「ハリー・ポッター」でハリーを演じていたのが遠い昔に感じてしまうほどの熱演で、難しいキャラクターを見事に演じきっています。
数々の恐ろしいシーンに、彼がどういった表情や演技を魅せるのかは、ぜひ皆さんの目でご覧になってください!
続編「ウーマン・イン・ブラック」も必見!
Netflix(ネットフリックス)では、「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館」、続編「ウーマン・イン・ブラック2 死の天使」も絶賛配信しております!
続編では、今作にも登場する「イールマーシュの館」に疎開してきた子供たちを待ち受ける恐怖を描き、さらに怖さが増した作品となっております。
ホラー好きの方は、この機会に2作品ご覧になってみてはいかがですか?
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