「NETFLIXオリジナル」として登場した「ル・シャレー 離れた13人」はフランス発の濃厚なサスペンスドラマ。全6話で完結するため非常にみやすく、それでいて丁寧に作りこまれています!そこで今回は「ル・シャレー 離れた13人」の面白さや2回見た方が良い理由をご紹介します。
「ル・シャレー 離れた13人」ってどんな話?(あらすじ)
フランスのある村で結婚式が開かれ、そのために幼馴染達が集まります。この村、かなり山奥に存在し、村へ通じる道は橋が1つだけ。
そんな橋が落石で壊れてしまい、村は孤立、幼馴染も村人も大慌て。
そして、なぜか1人、また1人と殺されていってしまいます。
雰囲気的には閉じ込められた洋館で一人一人殺されるのとおなじような感じですね!
オーソドックスな設定ですが、伏線やキャラクター設定が丁寧に作りこまれていて、リアリティー抜群です。
また、現在と過去のクロスオーバーものでもあり、20年前に同じ村の別荘にひっこしてきた一家が失踪してしまった事件も同時進行で解明されていきます。
フランス産のドラマですが、わけもなくBGMが流れるオシャレ映画ではなく、かなりハードなサスペンス劇です。会話がフランス語な事に拒否反応を起すわけでないなら、一度鑑賞してみてください!
6話でしっかり完結する
人気次第で展開が変わってしまう、ロングな海外ドラマと違って、6話で完結するようにつくられているため、ストーリーは濃厚で勢い任せの雑な展開はありません。
お色気担当やイケメン役など、無駄な登場人物はおらず、全ての登場人物がしっかりとストーリーに絡んでいるのは見事。
登場人物は多いですが、後から後から新キャラが出てくるのではなく、むしろ一人一人消えていくので、話の流れは掴みやすいと思います。
2度見ると更に面白い!
何故殺されるのか、犯人はだれなのか、犯人の目的はなんなのか、20年前の失踪事件の真相はなにか、すべての答えが出揃った状況で作られているので、見返してみると細かな伏線や、真相を知っているとわかる「そういうことだったのか!」が散りばめられています。
ちなみにこのドラマ、犯人はわりと序盤でわかります。「感の良い人なら・・・」とかではなく、しっかりと理解できるように演出されていますが、わかったところで何故そんな事をするのかはわからず、かなりハラハラします。
まとめ
全6話のよくできた殺人ミステリーものです。
「山奥の村に閉じ込められた人々が、1人、また1人ところされていく!」という設定にドキドキしちゃうなら間違いなし。6話は少ないとおもうかもしれませんが、無駄の無さを考えると、5時間半の長編映画を見ているようなのでで、短さは感じないかとおもいます。
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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