フルーツと鎧をモチーフにした奇抜なデザインと、『魔法少女まどか☆マギカ』を手がけた虚淵玄が脚本を担当したことで話題となった『仮面ライダー鎧武』。
その鎧武の単独劇場版作品が、現在Neflix(ネットフリックス)で絶賛配信中の『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』です。
やたらタイトルが長いところに目が行きがちですが、この作品は『仮面ライダー鎧武』のテレビ放送を毎週観ていた人にかぎらず、サッカーファンや歌舞伎ファンにも観ていただきたい要素がてんこ盛りなのです!
「仮面ライダーにサッカーに歌舞伎!?どんな組み合わせだ!」というツッコミが飛んできそうですね…
でも、今回の記事ではそんなありえない要素を詰め込んだ『劇場版 仮面ライダー鎧武 サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』を激語りしたいと思います!
『サッカー大決戦!黄金の果実争奪杯!』の見どころは?
何と言っても仮面ライダーが変身してサッカーをするという、『少林サッカー』もビックリの序盤から始まり、中盤ではあの超有名な歌舞伎俳優が敵役として登場し、クライマックスでは、シリーズ初の馬に騎乗しての本格的な一騎討ちが繰り広げられます。
もう仮面ライダーなのか仮面ジョッキーなのか、ツッコミどころ満載なぶん、観たい要素がてんこ盛りなわけです。
現役サッカー選手とレジェンドが共演!
本作が公開された2014年はワールドカップブラジル開催の年でした。
それを反映してか、ゲストして現役のサッカー選手と、超有名なサッカー界のレジェントが登場します。
現役選手としては、ジェフユナイテッド千葉の佐藤勇人選手、ジュビロ磐田(当時)の駒野友一選手が登場。また、レジェンドのゴン中山こと中山雅史選手も、なかなかの演技達者ぶりを発揮しています。
サッカーファンとしては、フィールドでは見られない、有名選手の役者としての一面に注目ですね!
仮面ライダーマルス役に歌舞伎俳優の片岡愛之助!
仮面ライダー映画恒例の”意外な芸能人ゲスト”は、人気歌舞伎俳優の片岡愛之助。歌舞伎だけでなく舞台やドラマでも活躍する俳優だけあって、ずば抜けた演技力で魅了します。
とくに映画の公開時は、前年の大ヒットドラマ『半沢直樹』で、オネエキャラの金融庁検査官を演じていましたから、そのインパクトたるや凄まじいものがあります!
ライダーファンのわたし自身、よく出演してくれたなあと驚いたくらいですから(笑)
片岡愛之助からにじみ出る「こいつには勝てそうにない」感、ぜひ味わってみてください!
6人の劇場版オリジナルライダーの登場!
そしてそして、仮面ライダー映画の最大の楽しみは、TV版では観られないオリジナルライダーの登場です。
片岡愛之助演じる”コウガネ”が変身する仮面ライダーマルスをはじめ、仮面ライダー冠、仮面ライダー黒影・真など、総勢6人のオリジナルライダーは劇場版だけあってレア感がハンパない!
筆者の個人的なオススメは、仮面ライダー鎧武のダークサイドとでも言うべき存在の、「仮面ライダー鎧武・闇」。黒とシルバーのシンプルなカラーリングながら、カッコよさとまがまがしさが両立したデザインは「かっこよすぎだろ!」の一言です(笑)
まとめ
最後に。
「いま日本で最もクオリティの高いアクション映画は何か」を挙げるとすれば、筆者は「仮面ライダーシリーズの映画」と答えます。
それくらい、仮面ライダー映画はアクションのクオリティが高い。ハリウッドのアメコミ映画ほど予算はかけていなくても、しかっりとしたアクション指導とスタントのもと、アメコミ映画に負けないアクションが楽しめます。
豪華なゲストやライダーの新フォームも注目ですが、ぜひアクションにもご注目を!
コメント