「ジョーズ」はただサメに襲われるだけの映画じゃなかった!あの監督も惚れた!スピルバーグに隠された真実とは?

世界的監督のスティーブン・スピルバーグといえば、「ET」や「ジュラシック・パーク」「インディ・ジョーンズ」など数々の名作を作ってきましたが、忘れてはならない映画があります!

恐怖を煽るシーンでは欠かせず、映画の中や様々な場面でも良く使われているあの音楽が流れる映画といえば・・・「ジョーズ」ですよね。

もちろんNetflix(ネットフリックス)でも絶賛配信しております。

地球上最も獰猛な海の生き物とされるホオジロザメは、怖さという面ではそこらのホラー映画よりも格段に恐ろしいくらいですが、実はただのスリラー・パニック映画ではないということをご存知でしたか?

スピルバーグ監督が映画を通して最も伝えたかったメッセージが隠されているのです!

そんな「ジョーズ」の魅力をたくさんお届けしたいと思います。

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音楽とともに視聴者を襲う海の恐怖

映画「スター・ウォーズ」のテーマ曲もそうですが、「インディ・ジョーンズ」などスピルバーグ監督のほとんどの名作映画のテーマ曲や挿入曲を手がける、作曲家のジョン・ウィリアムの音楽が、さらにこの映画の中に恐怖を演出しています。

映画をたとえ知らなくても、彼の音楽は知っているという方の方が多いのではないかと持ってしまうほど、このテーマ曲なしではもはや今作は考えられません。

また、当時のアカデミー賞では、作曲賞、音響賞なども受賞しており、それほどこの映画にとって彼の音楽は重要であり、より迫力のある恐怖を生み出しているのです。

そして、視聴者がちょっと油断した隙に、絶妙なタイミングでサメが出現し、ヒヤッとさせながら緊迫感を保っているのは、さすがスピルバーグの演出です!

恐怖やスリルを味わえるだけの映画ではない!

スピルバーグが監督を務めた「ジョーズ」は世界でも大ヒットし、後を追うように様々な海洋パニック映画が登場し、映像技術がいくら進歩しても、やはり元祖と言えるこの映画ほど素晴らしい映画はないでしょう。

スピルバーグを監督として最も尊敬している「LOST」や「スター・ウォーズ フォースの覚醒」のJ・J エイブラムス監督は、TEDというトーク番組で次のように述べていました。

『映画「ジョーズ」を思い浮かべた時に、私が一番印象に残っているシーン、そして客に一番観て欲しいシーンは、サメが登場するシーンや襲われるシーンでもなく、“親子の愛が描かれている”シーンだ』。

幼い息子が、父親の手の動きや顔の表情の真似をする、なんとも微笑ましいシーンは、この映画最大の見どころなのです!

パニック映画の中で、密かに描かれている家族の愛や絆が描かれたシーンには、スピルバーグが視聴者に向けて伝えたかった深いメッセージが隠されているのです!

スピルバーグ監督自身も映画にカメオ出演

スピルバーグは、自身の作品「ジョーズ」に、ある役で出演しています。
厳密には登場するのではなく、登場人物であるクイントが無線交信をするシーンがあるのですが、その相手がスピルバーグとなっています。

また、彼の愛犬も出演しており、主人公ブロディのペットとして何度か登場します。

そんな貴重な映像を探しながら映画を楽しんで頂きたいです。

まとめ

映画にスリルを求める上では申し分ないほどの映画ですが、スピルバーグが贈る、家族の人間ドラマを描いた愛情深いシーンにも、ぜひ注目してご覧頂ければと思います!

1975年に製作した映画とは思えないほどの技術で、監督をはじめジョン・ウィルリアムズたちの熱い思いが込められた傑作映画です。

「ジョーズ」は、Netflix(ネットフリックス)でも絶賛配信しております。

すでにご覧になった方も、監督や愛犬のカメオ出演など、別の視点でもう一度観て頂くと今まで以上に楽しくご覧頂けるのではないでしょうか。

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