ドラマの世界では『ハウスオブカード 野望の階段(原題:”House ofCards”)』Season4の製作が決定しましたが、現実の政界も動きが活発となってきました。
4月12日、民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が、来年秋の米大統領選への立候補を正式に表明しました。
そこで、視聴者なら気になる『ハウスオブカード』と“あること”の関連性を徹底調査します!
よく見れば“あること”に気づく、ヒラリー氏の略歴
ヒラリー夫人といえば、夫で元米大統領の「タバコ不倫スキャンダル」を華麗にスルーしたことでたちまち世間の女性陣から圧倒的な支持を得たことで有名ですよね。
スキャンダルどころか愛情に満ちた夫人であることを世間に見せつけました。
その後、高感度とタイミングの良さで、大統領夫人からステップアップ。
米国上院議員を努め、2007年に大統領を目指したが、予備選で敗退。
大統領に就任した現在の大統領バラク・オバマの使命を受け、2009年から2013年まで国務長官を務めました。
今回の大統領選は2度目の挑戦。大統領に当選すれば、女性としては、米国初となり、夫のビル・クリントン元大統領と夫婦で大統領に就任するのも初めてとなります。
『ハウスオブカード』はクリントン元大統領夫妻がモデル?
『ハウスオブカード』が放送されてから、ずっと言われ続けていたことがあります。
それは、「主人公のフランシスとクレア夫妻は、ビル・クリントンとヒラリー・クリントンをモデルにして作られたのでは」といった声の数々。
実際にドラマの中では冷め切った夫婦関係でありながらも、お互いの野望を叶えるため、協力(利用)し合う“同士”として描かれています。
たとえば、「クレアは政治的な野心を叶えるため、フランシスはクレアの大衆からの人気を利用するため一緒にいる」といった具合にです。
細かい描写があまりにも酷似しているため、もはや視聴者は暗黙の了解として「クリントン夫妻のことなんだろうな」と捉えがちです。
その現状に出演陣がコメントを出しました。噂になってから数年も経った、今年の3月10日のできごとです。
主人公役ケヴィン・スペイシーと妻役ロビン・ライトのコメント
主人公のフランシスを演じるケヴィン・スペイシーいわく、「フランシスとクレアはクリントン夫妻だけでなく、多くの政治家夫妻に比較されていくでしょう。私たちは誰かをベースにして役作りはしていません。ただ、思うにこうした噂が出てきたのは予想通りだったかな、どいうだけの話です」とのこと。
また、フランシスの妻を演じるロビン・ライトもこの噂には言及せず、「私たちが思うワシントンD.C.を受け入れて、会話の中から取り入れて、それを残そうと試みています。原作のイギリス版との違いを見つけようとしているところです」と語っています。
実際のところ、どうなの!?
出演者や製作サイドがこのタイミングでコメントを出すのも不思議な話ではありますよね。
本当のところ、どうなのかについてはクリントン夫妻や現役政治家に聞いてみないとわからないところでもあるでしょう。
……ん!? 先日、ビル・クリントンが「本当のところ」を語ったようです。
引き続き、関連ニュースをお伝えしますので、お楽しみに!
(参考)
Are ‘House of Cards’ Francis & Claire Underwood Based on Bill & Hillary Clinton?
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