Netflix(ネットフリックス)で配信中の『ゴールドフィンチ』は、同名の小説を原作としたヒューマンドラマ映画です。
原作の小説が非常に分厚い長編だったため、読むのを諦めてしまった方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は映画版のゴールドフィンチのあらすじや見どころをネタバレ少なめにご紹介していきます。
『ゴールドフィンチ』のあらすじ
主人公のテオが13歳の時、ニューヨークのメトロポリタンで起こったテロで母親を失ってしまいます。
父親とも疎遠だったため、バーバー家に孤児として引き取らることになったのでした。
バーバー家は非常に裕福で暖かく、初恋の女の子と出会いなどもあり、テオは心の傷を少しずつ埋めていきます。
しかしある日、飲んだくれの父親がテオを引き取りに来ます。バーバー家や女のことも離れ離れになり、最悪な父親のもとでテオはどんどん荒んでいくのでした。
そしてテオには一つの秘密がありました。彼はメトロポリタンのテロ事件の折、どさくさに紛れてカレル・ファブリテゥスの「ゴールドフィンチ」という絵画を盗んでいたのです。
人生の岐路に立たされる度にゴールドフィンチを見つめるテオ。彼はこの先どうなってしまうのか・・・というのが大体のあらすじです。
監督は『ブルックリン』のジョン・クロウリー、撮影は007スカイフォールのロジャー・デーィンス。
俳優陣は、ニコール・キッドマンやアンセル・エルゴートなど、非常に豪華な作品となっています。
『ゴールドフィンチ』のみどころ
ゴールドフィンチの原作は非常に長い小説です。それをなんとか150分に収めたのが本作。
150分(2時間半)はかなり長いようにみえますが、それでも強引にコンパクトに収めた印象です。
実は、小説の雰囲気や内容をしっかりと網羅しようとしたら、前編後編で分けて5時間くらい必要なボリュームなんです。
小説が気になっていたけど、諦めてしまったという方は、2時間半でゴールドフィンチのダイジェストを見るような気持ちでいかがですか?
『ゴールドフィンチ』まとめ
・原作は同名の長編小説(かなり長い)
・映画は2時間半にまとまっている
・テロで母をなくした少年が、実はテロのどさくさにまぎれて絵画を盗んでいたという話
作中に登場するゴールドフィンチの作者、カレル・ファブリテゥスは17世紀に実在した人物で、レンブランドの弟子の中で最も成功したといわれる画家です。そして「ゴールドフィンチ」ももちろん実在します!
アート系のミステリーが好きな方はぜひNETFLIXでご覧になってください!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
コメント