主演男優賞、作品賞、監督賞などと、アメリカ映画においてその作品や俳優たちに贈られる最も名誉ある賞であるのが“アカデミー賞”。
その“ドラマ版”とも言えるのが“エミー賞”です。
今回は、Netflix(ネットフリックス)で視聴できるエミー賞受賞ドラマの中から筆者が厳選したオススメドラマ4作品をご紹介したいと思います!
オススメのエミー賞受賞・海外ドラマ
「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
Netflixオリジナル作品で最も注目したい作品ともいうべき作品です。
それもそのはず。本作シリーズのエグゼクティブ・プロデューサー(製作総指揮)は、数々の名作を生み出してきた鬼才デヴィッド・フィンチャー。
日本でも2017年9月9日にフィンチャー最新作の公開が控えている映画『ダンケルクの戦い』が今大きな話題を呼んでおりますが、彼の手掛けた『セブン』『ファイトクラブ』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』といった作品は、誰もが忘れられない映画となったのではないでしょうか。
さらに本シリーズの主演を務めるのは名優ケビン・スペイシーで、“権力を手に入れるためにはどんな汚い手段も選ばない”やり手の政治家を演じます。
容赦も慈悲もない主人公の怪物性とストーリーの素晴らしさに世界中が熱狂した作品です。
「マッドメン」
1960年代ニューヨークを舞台に、幅広いクライアントを持ち絶大な信頼を置かれている“超絶ハンサムにして凄腕広告マン”のドン・ドレイパーを主人公にドラマが展開します。
エミー賞・ゴールデングローブ賞を受賞した、監督・脚本・製作総指揮を務めるマシュー・ワイナーによる秀逸な脚本がとにかく素晴らしく、当時の差別問題や、成功と自信に満ち溢れるアメリカとその奥に潜む不安が渦巻く心底を見事に描いた作品です。
60年代ニューヨークの忠実な再現、生々しくリアルでスキャンダラスな人間ドラマも魅力です!
シーズン7で完結となっており、現在Netflixではシーズン3までを絶賛配信中。
「Breaking Bad/ブレイキング・バッド」
社会現象まで巻き起こした本シリーズは、世界中から注目を集めるとともに多くの賞賛をもらった作品です。
「ブレイキング・バッド」の凄さは、エミー賞を総ナメにするほど!
ある日、 “がんを患い余命2年を言い渡されてしまった”化学を教える高校教師ウォルターが、自分がこの世を去った後も家族を養いたいという気持ちから、“ドラッグ(麻薬)精製”という犯罪に手を出してしまうという前代未聞のストーリーです。
“Breaking Bad (ブレイキング・バッド)”には、「道を踏み外す」という意味があるのですが、まさしく主人公のウォルターが麻薬精製を繰り返していくにあたって、後戻りできないほど道を踏み外していく様が、衝撃かつ中毒になる程病みつきになってしまい、誰が見てもドハマり間違いなしの作品です!
全5シーズン、そしてスピンオフ作品『ベター・コール・ソウル』シーズン3までを絶賛配信中。
「HOMELAND/ホームランド」
『ブレイキング・バッド』と同様にエミー賞を総ナメにして話題になった、“超一級心理サスペンスドラマ”です!
当時、新シーズン更新が発表されたばかりなのにも関わらず、すぐさまその次のシーズン更新までもが決定してしまったほどの人気ぶり(笑)
イラク赴任後、8年間消息不明となっていたにも関わらず、忽然と姿を現し帰還したアメリカ海兵隊員のブロディ。
そんなブロディに「彼はアルカイダに寝返ったスパイなのではないかと」疑いの目を向けるCIA捜査官のキャリー。
予測不能な二人の壮絶な心理戦が火花を散らし熱い人間ドラマが展開します。
惜しくもシーズン8が最終シーズンとなることが正式に発表されましたが、最後まで絶大な人気を誇る傑作ドラマであることは確かです!
Netflixでは、シーズン4まで絶賛配信中。
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