マヤの予言を基にした「2012」や地球温暖化による恐怖を描いた「デイ・アフター・トゥモロー」など数多くのパニック映画が存在しますが、”もしも数日のうちに地球が大きな危険に晒され、全人類が絶滅するかもしれない”と知ったら皆さんはどうしますか?
ただの映画という視点で観るのではなく、そういったことを考えながらぜひご覧になっていただきたい作品なのです。
Netflix(ネットフリックス)で配信しているSFパニック映画「ディープ・インパクト」は、数々の大ヒットドラマを生み出したミミ・レガー監督と世界的監督がタッグを組んだ、90年代の名作パニック映画!
「ロード・オブ・ザ・リング」の主人公フロド役で世界中に名を轟かせたイライジャ・ウッドも主要キャストで登場していることも大注目です。
そんな今作の魅力をご紹介したいと思います。
「ディープ・インパクト」ってどんな映画
ある日、彗星の軌道を確認していた天文学の博士が、巨大彗星が地球に衝突する軌道に乗っているという驚愕の事実を知ることになります。
その事実を伝えるべく天文台を出た彼は、交通事故で亡くなってしまうのでした。
それから1年という月日が経ち、政府は、地球に彗星が衝突するまでの猶予が刻々と迫っているという衝撃の事実を知り、回避するべく『メサイア計画』『タイタン作戦』など様々な計画を立て、地球滅亡のカウントダウンが迫り来る中、人々がそれぞれの思いを持ち、地球の危機に立ち向かっていくという物語です。
メガホンを取ったミミ・レダー監督
ミミ・レダー監督は、ドラマ「Dr.HOUSE(ドクターハウス)」と肩を並べる人気を誇る超一級医療ドラマ「ER緊急救命室」や、飲んだくれの父親とその6人の子供たちを描いた大人気コメディドラマ「シェイムレス 俺たちに恥はない」、スピルバーグ監督が製作総指揮を務めブロードウェイが舞台となるドラマ「SMASH(スマッシュ)」など、数々のヒット作を作り出したクリエイター兼監督であり、映画よりもTVシリーズの方をメインに手がけている方なのです。
そんなレダー監督の数少ない映画作品の中で最もお勧めしたいのが、”彼の魅力が詰まった”この傑作SFパニック映画「ディープ・インパクト」なのです!
この映画の見どころとは?
数多くのヒット作を生み出したレガー監督と今回タッグを組み、「ディープ・インパクト」の製作総指揮を務めたのは、世界的に有名なスティーブン・スピルバーグ監督です。
のちにドラマ「SMASH(スマッシュ)」で再びタッグを組むことになるのですが、世界のヒットメーカースピルバーグが手を加えるとなると、やはり緊迫感のあるド迫力映像も見どころで、1998年に製作された映画とは思えないほどダイナミックなCG演出となっております。
そして何より、今作で最大のテーマとなっているのが“人間ドラマ”です!
政府が考案した、100万人収容できる核シェルターの存在。
コンピューターで無作為に選ばれた者だけが移住できるという残酷さ。
それによって引き裂かれてしまう恋人や友人。
全人類が絶滅してしまうかもしれないと知った世界中の人たちは、大切な人と“最後をどのように過ごすのか”、“何を思い、何を守ろうとするのか”、ということを深く考えさせられる映画であり、スピルバーグらしい人間ドラマが最大の魅力なのです!
まとめ
今作と類似する作品に、マイケル・ベイ監督が手掛けた「アルマゲドン」がありますが、今作には、そこでは描かれていなかった”細かい人間ドラマ”、そして“地球を救う者”と“生きたいと願う者”をそれぞれ見事に描いた作品です!
また、合衆国大統領には名優モーガン・フリーマンが起用されており、さらに映画に深みを出していることも魅力です。
Netflix(ネットフリックス)では数多くのSFパニック映画をお楽しみ頂けますが、お悩みの方はまず本作品からご視聴されてみてはいかがですか?
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