「バーン・アウト」(英:Burn Out)は2017年に公開されたバイクレーサーをモチーフとしたクライムアクション映画。ダークでダーティな印象の作品です。
あまり有名な映画ではないので、どんな作品か気になった方もいるはず!そこで今回はバーンアウトのあらすじやみどころをレビューしていきます
現在Netflixで配信中なので、気になる方はご覧になってみてくださいね!
「バーン・アウト」のあらすじ
主人公のトニーはバイクレーサーを目指す若者。いまだ成功しておらず、フォークリフトの運転手として働いています。
そんなトニーには別れた妻レイラとの間にソフィアンという息子がいました。
ある日、トニーはバイクレーサーとしてトライアルを受けるチャンスに恵まれますが、同時に妻がギャングからドラッグを盗んでモメている事を知ります。
トニーは、レイラを助けるためにドラッグの運び屋となってしまい、同時にバイクレーサーのトライアル、仕事(フォークリフト)とこなさなくてはいけない状況に四苦八苦。
次第にトニーも麻薬にハマっていて・・・というのがおおまかなあらすじ。
この映画のポイントはアクション部分は後半に凝縮されており、それまではサスペンスドラマ仕立てであるということ。最初っからバイクをビュンビュン飛ばすようなアクション映画ではありません。
人によっては前半部分が退屈に感じるかもしれませんが、トム・クルーズ主演の「コラテラル」やデンゼル・ワシントンとイーサン・ホーク主演の「トレーニング・デイ」のようなジリジリくるようなクライムサスペンス映画が好きなら全編通して楽しめるかとおもいます。
「バーン・アウト」の見所
バーンアウトとは「燃え尽きる」という意味です。夢に仕事に元妻子のトラブルと重なったトニーが燃え尽きるまでの生き様を描いた作品であり、とっても楽しくハッピーエンドで終わる話ではありません。
ですがそれがむしろ、哀愁というか男の切ない生き様を描いており、何とも言えない気持ちにさせてくれます。
すこしのっぺりとした暗い話で最後に花火を散らすような作品なので、正直劇場公開で栄える作品ではなく、映画の評価はそこまで高くないですが、薄暗いダーティなサスペンスが好きな男にはグッとくる作品だと思うので、気になるかたは見てみてくださいね!
「バーン・アウト」まとめ
ということで「バーン・アウト」をまとめると・・・
- バイクレーサーを目指す若者を主人公にしたクライムアクション映画
- 前半はダーティなサスペンス、後半がビビットなアクション
- 「コラテラル」や「トレーニング・デイ」が好きな人におすすめ
本作は製作国がフランス・ベルギーとなっておりアメリカのクライムサスペンスとは違う色使いとなっています。一般大衆にヒットする作品ではないのであまり有名ではないですが、好きな人は好きなはず(笑)
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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