NETFLIX(ネットフリックス)オリジナル作品として2017年12月22日に配信開始した「ブライト(Bright)」が早くも人気沸騰中!
主演は「メンインブラック」シリーズや「バットボーイズ」シリーズで有名なあのウィル・スミスで、リアルとファンタジー上手く融合した本作は、劇場公開してたとしたらメガヒットは間違いなしだったでしょう。(恐るべしネットフリックス!)
そこで今回はこのブライトの魅力をご紹介します。
ブライトってどんな作品?
ブライトはロサンゼルスを舞台とし、警官2人を主人公としたクライムアクション映画。
それだけなら物珍しくもありませんが、エルフやオーク、フェアリーなどが登場し、しかも普通にアメリカに馴染んじゃっています(笑)
エルフは金持ちで、オークはスラム街でギャングとなっていて…その描写はファンタジー過ぎず、むしろエルフやオークが現実にいたらこんな世界なんだなと思わせてくれるような作品です。
※画像は映画「トレーニングデイ」の1シーン。
それもそのはず監督はデヴィット・エアー。
「トレーニングデイ」や「フェイク シティ ある男のルール」などリアルを追求したクライムサスペンス映画を得意とする方です。
近年ではブライトと同じくウィルスミス主演の「スーサイド・スクワット」を撮った監督でもあります。
ちなみにウィルスミスの役柄は安心のいつものウィル。
悪ぶっても根っこは良いヤツで、いざという時にばっちりキメる頼れるタフガイです。
魔法が出てくるのに大人向け!(子供には見せられません)
汚職警官やストリップクラブ、ギャングとの痛々しい銃撃戦…設定はファンタジックなのに、中身はゴリゴリの犯罪映画です。
そのため、子供と一緒にみるには全く向いておらず、むしろ徹底的に大人向けに作られています。
劇場公開作品だったらR-15指定だったでしょうが、劇場公開ではなくNETFLIXだからこそ、きわどい描写を規制も気にせずに制作できたというほうが正解の様子。
「ファンタジーなら子供もみるでしょ!見てくれた方が儲かる!だからきわどいシーンなんて駄目!」的な映画スタジオの暗黙のルールをぶちやぶっている映画です。
ネットフリックスの本気度をうかがえる映画
ネットフリックス(NETFLIX)は、ストリーミング配信専用の月額制サービス。
それだけにネットフリックスに入会していない人の中には「ネットフリックスのオリジナル作品なんて、B級映画程度なんでしょ」と思っている方も少なくないでしょう。
ところが本作はA級どころか、年に数本とない超大作のような熱量を感じます。
大人気の俳優(ウィル・スミス)と売れてる監督を使って、超イケてる脚本をなぞり、制作費もしっかり使った。ネットフリックスってすごいでしょ!といわんばかりの映画で、サービスのクオリティのを大々的にアピールしているかのよう。
ちなみに仕上がり的には続編を作れるだけの奥深さを感じる映画なので「ブライト」にどっぷりハマった方は、少しばかり期待してもいいかもしれませんね♪
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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