Netflixで遂に登場したドラマ「東京裁判」。
こちらの作品はNHKが制作にかかわった作品でもあり、NHK&NETFLIXという事もあり大変注目されている作品です!
※制作はNHKとオランダ、カナダのプロダクションとの共同制作。
NHKとNetflixの共同制作ではありません。
東京裁判ってどんな内容?
東京裁判というのは、1946年に行われた「戦争は犯罪なのか」という難しい問題に挑んだ裁判の事。
このドラマでは東京裁判で召集された戦勝国11カ国の11人の判事にスポットを当てたヒューマンドラマです!
それぞれの判事にはそれぞれの主張、背負っているお国柄などもあり、緊張感と情熱がぶつかるかなり熱い作品ですね!
注目したいのは、制作したのがNHK、オランダ、カナダのプロダクションということ。
NHKは日本ですから、第二次世界大戦における敗戦国のひとつで、オランダとカナダは戦勝国側です。戦争終結から70年以上たった今では、協力してこんなドラマを作れるんですね。
非常に重たいテーマですが、戦争ドラマというだけでなく法廷ドラマの要素も強い作品です。
NHK版とNETFLIX版って違うの?
結論から言うと、内容は一緒です。
NHKでは2016年12月12日より4日間連続で放映された内容で、NETFLIXではそれをストリーミング配信しています。
日本ではNHKで放送していたものを観れるんだ!という程度ですが、NETFLIXでは全世界に配信しているので、国外の人にも多く目に触れる事でしょう。
ちなみにNHKでの放送と同じく4話に分かれています。
エピソード1 全4話となっていますが、おそらくエピソード2は制作されず、シーズン1で完結でしょう。
第一話を見てみた!(ネタバレ無し)
第一話、冒頭の4分半程度のイントロダクションでは「東京裁判ってなに?」というドキュメンタリーのようになっています。この辺りはいかにもNHKといった印象で、海外製作やドラマ感はありませんね。(笑)
一方で本編はというと、ほぼ海外ドラマのそのもの!
公式にはアナウンスされていませんが、イントロダクションをNHK主導で、本編をプロダクションが主導で制作したのかもしれません。
詳しくはネタバレなので伏せますが、戦争直後なので日本に恨みを持つ方も出てくれば、日本の復興を中心に考える人も出てきます。
昔は「戦争はいけないものなんだよ」という意味を含めて戦争を語ってくれるご老人方が多かったと言いますが、現在それをおこなえるのは90歳近い方のみ。
新しい世代の方が戦争に対する自分なりの価値観をみつけるためには良い作品なんじゃないかなと思いました。
東京裁判の舞台裏がどこまで再現されているのかは、確かめるのが困難ですが、裁判が難航し2年半に及んだのは事実。見ごたえは十分です!
熱い法廷ドラマとして観るのも良いし、戦争や歴史を知るうえで観ておくのも良いかと思います。
(実際、NETFLIX上でもかなりの高評価となっています!)
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
コメント
こちらの作品、NHK版は吹き替えのみで言語は副音声でも放送されてません。当然ネットフリックス版は国際配信なので英語音声も聞ける、と言うのが放送版と配信版の差異ですかね。
コメントありがとうございます。
現時点では、音声は日本語と英語、字幕については日本語のみが対応しています。
Netflix では時間とともに音声や字幕が追加されることがありますので、今後バリエーションが増える可能性はありますね。