Netflix オリジナルとして絶賛配信中の「人狼」ですが、もうご覧になりましたか?
韓国で制作されたSFアクション映画で、パワードスーツを身にまとった特殊部隊「人狼」を中心に繰り広げられる超大作です!
実はこの映画、日本のあるアニメを実写化したもので、日本のSF作品が好きならかなりオススメの作品です。
ということで今回は、「人狼」の面白さや原作についてなどをご紹介します。
人狼ってどんな映画?
2029年、南北が統一された朝鮮半島では、犯罪率が激増。過激なテロ集団セクトと闘うため人狼とよばれる警察特別部隊が治安維持にむけて奮闘しています。
主人公はこの人狼の隊員ですが、人狼の闇の部分を知ってしまい、離反。様々な敵勢力と戦いながら、真実を追い求めるが・・・というお話。
パワードスーツ姿の人狼は、近未来を部隊としたSF映画やアクションゲームに出てきそうな、凶悪なお姿。
作中では「人ではない」と称されるほど冷徹で組織だった行動を行い、敵を殲滅していきます。
「狼はだれだ?」でお馴染みの例のトークゲームは全く関係なく、あのゲームを実写化したわけではありません(笑)
原作は日本のアニメ
原作は押井守のアニメーション映画「人狼 JIN-ROH」(2000年)。原作では人狼部隊を「特機隊」と呼びますが、おおまかなストーリーラインは一緒です。
じつは1作で完結している話ではなく、ケルベロス・サーガと呼ばれる押井守の作品群の一つで、「人狼 JIN-ROH」以外にもアニメや漫画、小説などで同じ設定の作品がいくつもあります。
共通しているのは、第二次世界大戦がドイツ・イタリアと日本・イギリスの戦いとなっており、敗戦した日本がドイツの占領下におかれていること。特機隊とよばれるパワードスーツをまとった警察がいるあたりです。
実写版の仕上がりは?
韓国映画は、日本とすこし毛色の違う作品が多いというイメージを持つ人も多いかもしれません。すこし臭めの青春映画だったり、ハードなサスペンスやホラー映画が多いのは確かです。
ただ人狼は原作が日本のアニメなので割と受け入れやすく、ハードコアなSFが好きなら特に気にすること無く楽しめるのではないでしょうか?
少なくとも押井守が好きならおすすめしたい作品です!
まとめ
ということで、「人狼」を一言で言うと・・・
- 原作は押井守のアニメ「人狼 JIN-ROH」
- 統一された朝鮮半島を舞台にしたSF映画
- 人狼と呼ばれる悪鬼羅刹のような警察特殊部隊が軸
押井守といえば、機動警察パトレイバーの映画版や攻殻機動隊、イノセンスなどで知られるアニメ界の巨匠。ハードコアなSFが売りで、世界中に多くのファンを持っています。
その押井守のアニメ「人狼 JIN-ROH」を実写化した映画が「人狼」なので、原作を知らない人でも押井守が好き!ハードコアなSFが好きというなら間違いなし。
Netflix オリジナルなので、Netflix会員しか見れない特別な作品といえますね!
海外ドラマが大好きな元シナリオライター。
月に100時間以上はドラマ・映画視聴に費やし、日々皆様におすすめできる作品を探している廃人です。
映画って本当にいいものですね。
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