「スラムドッグ$ミリオネア」は低予算・無名俳優で〇〇した前代未聞の傑作映画だった!?

日本で大人気だった番組、みのもんたさんが司会を務めたことでも有名で、「ファイナルアンサー?」という言葉が流行語大賞にもなった「クイズ$ミリオネア」。

イギリスでは1998年に放送開始された「フー・ウォンツ・トゥ・ビー・ア・ミリオネア」という同じ要素の番組があり、その日本版が2000年に放送さ開始されたのだそうです。

高額賞金を目指して、タレントや俳優などが、会場や身内の手も借りながら4択の問題を解いていくというスタイルは、常にハラハラドキドキで、誰もが一度は見たことがある番組だと思います。

そんな人気番組が、「127時間」などで有名な、イギリスのダニーボイル監督によって映画化された作品が、Netflix(ネットフリックス)でも絶賛配信中の映画「スラムドッグ$ミリオネア」なのです!

この映画の凄さを、皆さんはどこまでご存知ですか?

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「スラムドッグ$ミリオネア」ってどんな映画?

物語は、クイズ終盤に差し掛かったジャマールが、問題を出題されるところから始まります。

貧しいスラム街で育った主人公のジャマールは、高額賞金を狙い、インドで有名なクイズ番組に出演していたのです。

次々に難問クイズに正解し進み続けるのですが、スラム街育ちの彼は無学であるはずだと、番組制作側に不正の疑惑をかけられてしまい、警察に連行されてしまうことに。

そんなジャマールは、疑いを晴らしてクイズ全問正解を果たすことはできるのでしょうか・・・

運命?それとも偶然?

無学のジャマールが出題された難問を次々に正解してしまうのにはある理由があり、これまで彼の人生で起こったある出来事の数々にヒントが隠されており、運命的な繋がりがあったのです。

冒頭のシーンから、過去の出来事が徐々に明かされていく描き方も魅力です。

また、映画の冒頭では『第0門』という形で、「ズルをした」「ツイてた」「天才だった」「運命だった」の4択を視聴者に投げかけたところからスタートするのですが、その答えは映画を全て見終えた人にしか分からないものとなっており、クイズ番組映画らしいとても面白い設定でありながら、この映画において最も重要な役割を果たしているのです!

映画のキャストは全員無名だった!

本来は、アメリカのハリウッドに次いで、ボリウッドと呼ばれているほど映画大国である、インド人俳優を起用する予定だったのですが、体つきの良い俳優が多かった為、スラム街というストーリー上のイメージから、キャラクターに最も適していた俳優を選ぶ必要があったのです。

そこで主人公に大抜擢されたのが、ケニア出身イギリス育ちのデーブ・パーテルという当時無名の俳優なのです!

また、そのほかの出演者たちも、まだ無名の俳優ばかりだったことも驚きです。

映画において主役のキャスト選びは非常に肝心であるのにも関わらず、映画そのもので勝負し、世界的に評価されたボイル監督は、流石の一言です

無名・低予算映画で、数々の賞を受賞!

今作は、無名俳優、低予算映画であるにもかかわらず、2008年のアカデミー賞において、ノミネートした9部門のうち、『作品賞』『監督賞』『作曲賞』『編集賞』などの8部門を獲得し、賞を総ナメにした、物凄い作品なのです!

まとめ

今作で映画デビューを果たした主演のデーブ・パーテルは、ヒュー・ジャックマンとの共演作「チャッピー」など次々にハリウッド作品に出演しています。

これからの活躍が楽しみでもあります。

そして、ジャマールとある女性とのラブストーリーも、この映画には欠かせない要素なのです!

見どころ満載の「スラムドッグ$ミリオネア」は、Netflix(ネットフリックス)でも絶賛配信しております。

あなたなら、監督から最初の問いに、どう答えますか?

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