のんびりお菓子でもつまみながら映画…
しっかり腰を据えてじっくり映画…
あなたはどちらの鑑賞スタイルがお好みですか?
今回ご紹介するNeflix(ネットフリックス)で配信中の映画『インセプション』は後者。
難解で大人向けで、1回観ただけじゃ到底すべてを理解できないタイプの映画です。
だからこそ、懐が深くて知るほどに面白くなるスルメ映画!
今回はそんな『インセプション』の魅力をお伝えしていきたいと思います。
『インセプション』ってどんな映画?
『ダークナイト』のクリストファー・ノーラン監督オリジナル脚本。
人の夢の世界に入り込み、他人のアイデアを盗むという高度な技術を持つ産業スパイ・コブ(レオナルド・ディカプリオ)だったが、やがて国際指名手配犯として追われる身となってしまう。そんなある日、コブの元に“インセプション”と呼ばれる、ほぼ不可能に近い仕事が舞い込む。
タイトルにも書いたとおりですが、とにかく情報量が多すぎてすべてを理解することはかなり難解です。
ただ、理解すればするほど面白くなる映画ですし、理解しなくても「だまし絵のようにビルが折りたたまれていく映像」や「次から次へととんでもないことが起こる”びっくり箱”のような展開」が観られるだけで十分楽しめます。
ここから先は、その難解な世界観を少しでも楽しむためのヒントをお伝えしていきたいと思います。
これだけ理解しておけばOK!インセプションの「ルール」とは?
難解な世界観を楽しむためのヒントとして、最低限この「ルール」を覚えておけば大丈夫!
- アイデアを盗み出すときは、相手も自分も眠る必要がある
- コブの仲間には夢をデザインする者、夢の持ち主になる者、鎮静剤を作る者などがいる
- 夢の中で相手が夢だと気づく、もしくは夢の中で死亡すると作戦失敗
- 夢の中で「落下する」感覚を味わうことでも目覚める
- 夢は「夢の中の夢」のように、複数の階層で構成される
- 肉体が覚醒する前に夢の中で主が死ぬと、本人は目覚めても廃人のようになる
- いま夢の中にいるのか、現実の世界なのかは、あるアイテムで判断できる
- 「インセプション」とは、情報を植え付けることである
気づいただけ挙げてみましたが、それでも多いですね(苦笑)
ただ、「これを理解してないと面白くないよ」というわけではありません。
最初はまっさらな状態で観る、2回目は情報を理解してうえで観る。
これが『インセプション』の楽しみ方であり、引いては映画の楽しみ方ですからね!
ジョセフ・ゴードン=レヴィット!トム・ハーディ!!
ストーリーが難解なら、キャラクターで楽しむのもあり!
ということで、ぜひおすすめしたいのがこの2人。
『500日のサマー』『LOOPER/ルーパー』のジョセフ・ゴードン=レヴィット!
『ダークナイト ライジング』『マッドマックス 怒りのデスロード』のトム・ハーディ!
この2人が日本で認知されるようになったのは、『インセプション』からではないでしょうか?
彼ら2人のアクション、会話シーン、スーツ姿にぜひご注目!
まとめ
難解ゆえに賛否両論ある『インセプション』。
観終わった後にはどっと疲れが出るのと同時に、どこか達成感もある映画です。
ポップコーンとジュース片手に自宅でNetflixで映画…も楽しいですが、たまにはしっかりと腰を据えて観る映画もまた格別ですよ!
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