「Eスポーツ:プロゲーマーたちの闘い」で見る新しい世界

 

そもそも「Eスポーツ」って何?

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ゲームをして、お金がもらえる。そんな夢のような話を信じられますか?

Eスポーツは「Electronic sports」の略称で、対戦ゲームを競技として扱う際に用いられる言葉。Eスポーツの世界とは一体、どんなものなのでしょうか。

海外では1997年に公的な賞金制大会が行われ、以降規模は徐々に拡大し今ではワールドツアーが組まれるほど発展しているそうです。

プレイヤーはアマチュアもいれば、ゲームモニターやコントローラを販売するメーカーとスポンサー契約を結ぶプロのゲーマーもいます。

近年日本でもプロゲーマーが誕生しており、市場規模はまだまだ小さいものの着実にプロ人口は増加。ネット配信を中心にその活躍を見ることができ、プロゲーマーを目指す若者も増えているそうです。

対戦ゲームを観戦するのはスポーツ観戦と全く同じ感覚と言っていいでしょう。高レベルなテクニックに魅せられ、熱狂するファン達の姿はどの業界でも同じですね。もちろん研鑽して実力を磨き上げるプレイヤー達の真剣さも同じです。

Eスポーツの希望と不安

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「Eスポーツ:プロゲーマー達の闘い」では、プロゲーマー達が競技に取り組む姿を包み隠さず描いたドキュメンタリーです。

プレイヤーの年齢層は10代後半〜40代近くまで幅広く、国籍や人種を超え個人戦・団体戦でゲームの勝敗を競います。

ゲーム、と一口に言ってもその種類は様々。FPS、ストラテジー、対戦格闘、パズルなど幅広く、その点はサッカーや野球とは違いますね。

トッププレイヤーは年収は8桁以上にもなるそうですが、それもそのはず。大きな大会であれば優勝賞金が10万ドルを超え、加えてスポンサー契約料や雇用されていれば安定した給与も望めます。

まさにスポーツとも言える世界

しかし、勝負の世界が厳しいのは世の常。一握りの勝者の陰には、明日も知れない敗者もいるのです。

「Eスポーツ:プロゲーマーたちの闘い」でインタビューに登場したあるプレイヤーは、生活すら困窮している中で活動している人もいました。勝利することのみで評価されるのは一般社会でも同じことですが、盛り上がりを見せているとはいえ市場がまだまだ幼いEスポーツでは殊更シビアなようです。

またゲーマーたち特有の悩みがあります。それは「年齢」と「タイトルの風化」です。

対戦ゲームにおけるアドバンテージの一つとして挙げられるのが反射神経。年齢を重ねるほど劣化してしまうのは否めません。またスポーツと違って引退後の受け皿が整備されていないのは、今後のEスポーツの課題といえるでしょう。

加えてゲームのタイトルは年数が経過するごとに飽きられる傾向があります。

例えばストリートファイター。長年愛されている有名なタイトルですが現在5までシリーズが続いており、プレイヤーは新作が登場するたびに対応を迫られます。また同じように観戦する側も、新しく知識を付けなければならずエンターテイメントとしての敷居が高くなってしまうのは大きな問題でしょう。

それでもゲームを愛し、人生を賭けるプレイヤーは後を絶ちません。

ドキュメンタリー作品が好きな方に是非見て欲しい

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「Eスポーツ:プロゲーマーたちの闘い」は、言うなれば海外版の情熱大陸です。何かに情熱を注ぐ姿は、純粋に羨ましくもあります。

ゲーム=娯楽という認識、または害悪であるという見方をする人もいますが、このドキュメンタリーを見れば少し認識が変わるはずです。

Netflixではドキュメンタリーも数多く配信しており、これまで自分が知りえなかった世界へ案内してくれます。その世界で生きる人々のドラマと生の声は、何か胸にくるものがありますね。ドキュメンタリーを好んで視聴されている方は、ぜひご覧ください。